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さて。
お正月三が日皆さんいかがお過ごしでしたか?

大晦日から元旦にかけては
毎年、我が事務所では年越しウダウダパーティーをしていて
息子帰ってきてないのに

息子の友達が来てくれたりします。
嬉しいね。


今年は超ご無沙汰だった人が来てくれたりして
なんだろう、ひと回りしてぐるんとなんだか
前進したんじゃないかなあと思います。


息子はんも、私と同じようにミュージシャンをしているので
なかなか大阪に帰ってこなくて
普段は大阪市内に住んでいるので
私がいる富田林まで帰らなかったりで
ライブのとき御飯食べるとか
1年にほんの数時間しか一緒に居ることがなく。
寂しいねー。
女の子だとまた違うんだろうけど
メンズはなかなか寄り付かない。


そんな息子はんも
気がつけばもう今年30歳になります。
恐ろしい!
私いくつ?
自分がまだ30歳くらいの気分でいるのに
これじゃ追い越されてしまうではないか。


私は子供が大好きで
学生の頃にはベビーシッターのバイトなんかもしてた。
ベビーシッターは一日に数時間だけど
実際に自分が23歳で結婚して子供ができたら
四六時中一緒にいるわけで
ベビーシッターとはわけが違う。


でも、理想の子育て
(三児の魂100までもというので3歳までが大事だという考えのもと)

はその頃、既にあって
・よほど命にかかわることでない限りチャレンジしていることをとめない
・興味がありそうなことには協力する
・赤ちゃん言葉を使わない
・できる限り色々な場所につれていく
・惜しみなく抱っこする
・常に音楽とともに
・コンサートやライブにつれていく
・手をあげない
・こけても手をかさない
・離乳食は手作り
・おむつは外出以外布おむつ
・うつ伏せ寝
・ゲーム買わない


などなど。笑

当時は子育て一番のりだったし
今のように情報もないから
良いお母さんになろうと一生懸命でした。


息子が2歳のときにメジャーデビューが決まり
離婚して実家の両親と一緒に生活するようになるまでは
ほぼ一人で子育てをしていました。
当時の夫は噺家という仕事をしていて
毎日朝まで帰って来ない。


当時は情報もなく、今みたいにネットもスマホもないから
週に一度の生協のときにおばさまたちに色々教えてもらってました。

近所には割と年上の方ばかりで
ママ友もいなかったし
孤独だったなあ〜。

夜泣きのときは
こっちも泣きながら
ベビーカー押して夜中に淀川沿いを何度歩いたことか。笑
半ばノイローゼみたいになってました。


子供ができると
専業主婦だったとしても
ぜーーーったいに女性の方がやることが多くて
いくら子供のことが可愛くても
寝たいときに眠れなかったり
しんどいときに休めなかったりして
どんどんストレスがたまっていくんですよ。

このまま一生終わるんかな
と、25歳のまだまだピチピチな私(笑)でも
人生あきらめかけました。
義務教育終わるのが15年後。
そのとき、40歳。
終わってるやん〜と思いました。笑
今から思えば40歳なんてまだまだですけど。

私は歌手になりたかったやん!あきらめへんぞ!!
(当時、シンガーソングライターみたいな
言い方とかなかったんじゃないかなー)


そこで
これではいかん!女がスタるではないか!と
自分の好きなことをやろうとバンドを始めて
プロになりました。笑


うーん。
たぶん子供いなかったら
ミュージシャンできてなかったかもしれません。
すべてのことはやっぱり流れがあるんだなあって思います。

そしてミュージシャンという仕事でプロになり
その特殊な環境の中で息子はんは育つわけです。
息子にとったら「ミュージシャンの母」
「お父さんがいない」「祖父母が親みたいなもの」
「母がお父さんの役割」「母友みんな変わってる」
「四六時中音楽漬け」「母家にいない」「母ファンキーすぎる」
このような環境ですからね。
ミュージシャンであることが普通ですから。
私がOLとか学校の先生そのまま続けていたら
彼もサラリーマンとか先生とかしてたかもしれません。

そんな彼が学校の文集かなんかで書いた「将来の夢」は


「遊んで暮らす」


私が遊んで暮らしているように思ってたんでしょうね。

遊んでというのは言葉が違うのだろうけれど
好きなことして暮らすというのならば
息子はんは今、まさに好きなことして暮らしていますね。
もちろん私もですが。


環境が人を創るといいますが(ん?いうかな?笑)
息子はんは本当に恵まれていると思います。

素晴らしい先輩がたくさんいて。笑
おむつ替えてる頃から彼を知っている友達も
いまだにつながってますから。
恥ずかしいこといっぱい知られてます。笑


私が将来いなくなっても
息子の幼少期を語れる人がたくさんいます。
それって幸せやなあって思います。

今、息子がお世話になって居る事務所も
私と親子二代で面倒みてもらってますから
息子が赤ちゃんのときから知っています。

子育ての中でね、たくさんの人と会わせる
というのはすごく良いことだと思います。
本当は海外とかも連れてまわりたかったのだけれど
幼稚園や学校に行きだすとなかなかできなくて
(私の母が休ませることに猛反対だったので)
それが残念だけれど。


大人ばかりの中で育つと
それはそれでワガママになったりもするだろうけど
みんなが家族のように育ててくれたので
ありがたい。
いやー。もう本当に感謝です。

ありがたや。ありがたや。
足向けて眠れません〜。笑
あはははは〜。


そんな母です。笑 ↓


#招福ハレルヤ  レコ発ワンマン
20年01月06日 下北沢 風知空知
20年01月07日は対バンですがDreamCube(名古屋栄)行きます





大変大変感謝申し上げます