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殺人探偵 ジャック•ザ•リッパー(プレイメモ)

日本一ソフトウェアから出た『殺人探偵 ジャック•ザ•リッパー』クリアしました。

医療技術が発達した架空のロンドンが舞台。
主人公•アーサーは、今でこそ私立探偵として生計を立てているが、彼が探偵になる二年前、ジャック•ザ•リッパーの公開処刑の場に居合わせた折、暴動に巻き込まれて致命傷を負い、心臓移植をしていた。

そうして、アーサーは依頼された連続殺人事件の調査中、死体を発見したショックからか、それを機に自分の中にいる “もう一人” の存在を認識する。

ジャック・ザ・リッパーと名乗る “もう一人” の幻影との奇妙な共同生活の中、アーサーはロンドン中を巻き込む大事件に巻き込まれていく。

このゲームは、善か悪か『探偵ルート』と『殺人鬼ルート』をプレイヤーが選択して辿るアドベンチャーゲームなので、まず一周目は探偵ルートを選択。

ちなみに、バッドエンドになってしまうと、その原因をデフォルメされたボディを持つコミカルなキャラクターたちが笑いあり涙ありの寸劇を交えて教えてくれるボーナスシアターなるものが挿入される。

その後、間違った選択をした場面に戻り、そこからやり直しが出来る親切システムなんだけど•••

わざとらしい演出で、何となく興醒めな感があるw

で、色々事件を解決していくうちに、とある組織を追うことになるアーサー。
その組織のリーダーがジャックの体に心臓を移植していると判明。
死闘の果てに、アーサーは勝利するが、心臓を負傷する。

一命は取り留めたものの、ジャックの意識は消えてしまい、奇妙な同居生活は幕を閉じることとなる。
あんなに迷惑だった存在だったのにアーサーは一抹の寂しさを感じるのだった。

そんなこんなで一周目、探偵ルートをクリア。
次は殺人鬼ルート。
非道な選択肢を選日、何もかも殺して回れば最終的にアーサーは真に殺人鬼として警察に追われながら街を暗躍することになる。

これはこれで良いエピソードでした。

あとは、みんながハッピーに仲良く過ごすアナザーエピソードなんてのもありました。

という感じで、バッドエンドも回収してトロコン。

16時間ほどかかりました。
殺人鬼ルートの方が面白かったなぁ。
探偵ルートより、こっちをメインに作れば良かった気がしました。
全体的にちょっとストーリーが退屈で、キャラもあまり個性が無く、ジャックザリッパーですら意外にフツーという•••(^_^;
まぁ、イラストが美麗で、そこは良かったです。