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普通の子の中学受験、塾に頼りすぎは危険!?

お久しぶりです!子どもの通うMARCH付属中も全員登校が始まりまして、お弁当づくり修業がスタート。W塾通いの頃は入れていなかった冷凍食品を使ってお弁当を作っていたら、子どもが「冷凍食品、美味しくない・・・」と吐露。かろうじて冷凍枝豆は大丈夫だと。今日から冷食ほぼゼロのお弁当づくりに、早朝からどっと疲れてしまいました(汗)。

さて、少しずつママ友とお茶ぐらいするようになってきて、聞こえてくるのが、中学受験の振り返り&塾への恨み節!? はたからみたら、かなり優秀な第二志望校に受かったご家庭でも、「もっと塾に過去問との相性をしっかりアドバイスしてほしかった」「あんまり手厚くなかった」との声。

面倒見の良さでおなじみのW塾に通っていた我が家。もちろん、先生方々にはたいへん感謝しているんですが、それでも過去問との相性をみてくれたか?といえば、答えは「NO!」。過去問をやって、それをノートに貼り付けて提出はしていましたが、クラス一人ひとりの傾向を把握しているとは思えませんでした。1クラス20人ぐらいいますし(汗)。

やはり、塾はあくまで勉強を教えてくれるところと割り切り、中学受験の情報収集や分析は親の役割と考えた方が、良い結果を生むかと思います。うちの場合は、何度かこちらでも書いていますが、すべての過去問を学校ごとに表組にし、各教科の合格平均点(または合格最低点)と比較し、4科合計で何点プラスかで独自の合格率を出してしました。

その結果、第一志望の合格率は7割とみていて、結果1回目×、2回目〇で合格で、まぁ、予測通りでした。受験前、塾の先生と志望校をどうするかという話になった時(秋頃)、まだ偏差値がかなり低く、合不合でも20%の合格率しか出していなかったので、もちろん先生は第一志望に対して渋い顔をします。抑えでかなり低い学校も勧められました。けれど、この時点で過去問がかなり出来ていることを親である私が知っていたので、第一志望は勝算ありとわかっていました。その後、受験直前まで成績はぐんぐん上がり、周囲も何とか合格できそうかなという雰囲気にはなりましたが。

反対に、子どもが合格した学校より、2~3偏差値の低い学校があったのですが、ここは最後まで悩んで結局受けないことにしました。それは、合格最低点+2~3点しかクリアできなかったからです。これまた、ここで何度もお話していますが、絶対に子どもを合格させてあげたいと思ったら、「合格最低点+50点」に仕上げてあげること。と、固く信じていたので、これは勝算なしとし、もっと過去問をとれる他の学校を抑えにしました。

W塾は、いつでもお電話や面談で気軽に相談できる環境でしたが、それでも塾にできることには限りがあります。こんなに払っているんだから、こんなに通っているんだから、もっとやってほしかったという気持ちはわかるものの、やっぱり子どもの受験勉強の進度、理解度、合格の可能性を具体的に把握できるのは親しかいないかなと思います。

その方法としては、子どもとの日々の会話。どの単元が苦手? できる?など、親子で話しながら、地道にデータを集めること。日々、過去問をやったら、表組をつくり、それとにらめっこしながら、どの学校の過去問が得意で、どこがダメか、さらには教科ごとの得手不得手など。しっかりデータがあり、いろいろな角度から自分なりに分析していれば、点と点が結びつき、それが線となり、合格できる学校がみえてきます。

子どもの受験を人生を決めるものなんて大げさに考えず、自分に与えられた一つのプロジェクト(仕事の案件)ぐらいに思って、最大の成果をだそうとすれば、感情に惑わされず、論理的な思考でパズルを組み立てるように、答えを導きだせるはずです。文系脳の私にだって出来たのだから、きっとどなたでも大丈夫! まれに、親はお金だけ出して塾にいれておけば、サクッと上位校に受かるお子さんがいますが、それはごく一部の優秀層のみ。たいていの子、特にうちの子どものような中位~下位の子は、親の手厚い伴走がなれば、中学受験は難しいだろうと思います。

今日は、当たり前のことをそのまま書いてしまいました。ただ、それだけ塾まかせの親御さんが多く、「それじゃ、受からないよ~!!」という心の叫びが止まらなかったため、思いのままに書かせていただきました。すいません(汗)。

引き続き、次は国語、算数を伸ばす方法について書いていこうと思います。



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