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【発音解説①】/i:/の発音

Ryoです!

英語を学ぶ時は
必ず「発音」から入ること

ここまで発音の大切さについて
まとめきました。

過去の「発音」の記事
↓↓

今回からは
母音約15個+子音24個
の一つ一つの音について解説していきたいと思います!

とは言っても、一つ一つの音の解説に入る前に
まずは母音の特性について学んでいきましょう。


母音について


まず、母音の定義を再確認すると

口腔内で空気の流れが
「特に」妨げられずに発せられる音

でしたね。

そしてその母音の一つ一つの音は
以下の3つのポイントで
区別されます。

①舌の前、中央、後ろのどこを用いて、どの高さにそれを配置し
②顎の開きがどれくらい広いのか、あるいは狭いのか
③さらに唇の形が丸みを帯びているのか、いないのか

そしてそれを図に表したものがありますので
「英語で悩むあなたのために」というサイトからお借りしたものを
共有いたします。

http://roundsquaretriangle.web.fc2.com/new/02_04.html

また、これをより丁寧に表にまとめたものがこちらになります。

何やら見慣れない記号もたくさんあると思いますが
これはIPA(国際音声記号)という
世界の全ての言語を記号に表したものです。

英語で使われる母音は
丁寧にピンクで色がついています。

さて今日はこの中から一番左上にある
/i/ の発音について解説したいと思います!

/iː/ の発音

/i/ に長音記号がついて/iː/ となっている場合に
実際長めに母音が発音されるのですが、
母音の長さより重要なのが「音質」そのものです。

表の一番左上にあるということは

①舌の「どの位置」が「どの高さ」にあるか
→舌の前の方が極めて高い位置にある

②口の開き具合(=顎の下り具合)
→口は最も狭い開き具合である

ということが分かります。

実際の発音と、その口の動きをレントゲンで写したものが
下のサイトから見れますので
/iː/ の音と上記の①②を
確認してみてください。

この発音は
唇の両側が左右に強く引かれて
頬の筋肉が緊張した状態になる
のがポイントです。

なぜ頬の筋肉を緊張させ
唇の両側を左右に強く引いて発音するのかというと
口の開きを限界まで狭くするためです。

eat /iːt/
teach /tiːtʃ/
keep /kiːp/
see /siː/
need /niːd/

これらの単語に含まれるのが
/iː/の音になりますので
もしよかったら練習してみてください。


まとめ

さて、本日は実際に母音の/i/の発音を
解説しました。

実際に紹介した発音のサイトの中に
音声が含まれているのでそちらを聞きながら
音と理屈を重ねて聞いていただけると
よりイメージが湧きやすいかと思います。

次回も同様に
母音の解説をしていこうと思いますので
もしよかったら発音の学習のお供にしてください。

それでは!


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