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上手とか下手とかも、確かに大事だけどさ。

今日のFNS歌謡祭で、
ナインティナイン矢部さんが歌われていた、ご自身の歌手デビューシングル「スタンドバイミー」。

この曲、オールナイトニッポンの企画発信のプロジェクトなんですね。

たまたま午前中のラジオに矢部さんがゲスト出演されてて
「えっ、矢部さん歌うの?!」
「しかも今日のFNS歌謡祭にも出るの?!」
ってなって、
たまたま今日のFNSはリアタイする予定だったので、
矢部さんの歌もバッチリ聞かせていただきました。

もう、なんか、言葉で表すのも野暮な感じもしますが、
沁みるなあ・・・。というのが、第一の感想で。
いい歌だなあ。と、純粋に思いました。

Twitterの反応とか見てると、
「えっ、なんで歌番組でわざわざ芸人のさほど上手くもない歌を聞かせられなきゃいけないの?」
みたいな声もあって、
確かに、上手な歌声かと言われると、正直なんとも返答には困るところ。

でも、上手とか下手とか、そういうのを超えたパワーを、矢部さんの歌を聞いていて感じたんですよね。
ナイナイのオールナイトが紆余曲折ありながら続いてきた歴史とか、そういったものを重ねながら聞くと、
矢部さんの無骨だけど優しい歌声が妙に心に響いてきて。
すごく心がぽかぽかしてくる気がしました。

確かに、歌において、上手か下手か、みたいなのはひとつの大事な要素だし、決して軽んじて見られていいものではない。
でも、だからといって、それだけがすべてじゃないし、
「上手な歌」だから、「いい歌」「心に響く歌」になるわけじゃない。
矢部さんが一生懸命歌われているのを聞いて、そんなことを改めて感じた夜でした。

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