三宿キッチン天井ボード貼り_

【マナシェア中目黒・三軒茶屋】リノベーション中継その⑤『天井』編

 来月三軒茶屋(三宿)に新規オープン予定のアロマシェアハウス『マナシェア三軒茶屋』(仮称)のリノベーション中継。
本日は『天井』です。

キッチンの天井 

 天井は傷みの状態によって、全部剥がすこともありますし、補強と断熱を兼ねて古い天井板の上から貼っていく場合もあります。
キッチンの天井はそんなに傷みがなかったので、上からボードを貼り、クロスで仕上げることになりました。

元はこんな状態。グレーの砂壁みたいな天井でした。↓

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 穴が開いているところは電気配線工事の跡。
今回は電気の配線をすべて新しくすることにしました。(←想定外の出費でしたが、安心安全には変えられません。)

 ここにカットした天井ボードを貼っていきます。↓

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 カットしたと言っても、大きなボードはたたみ一畳くらい&5㎏程あります。それを頭の上に持ち上げて固定して行く作業はかなり大変です。

 左手には重たいボード、右手にはビス留めドリル。ボードを天井に押さえつけて、片手でビス留め固定していくという力仕事です。

 ここで職人さんの知恵が!↓

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 小さな板片を2カ所予め軽く固定しておき、その木を支えとしてボードを天井に滑らせて行きます。もちろん頭も支えとして使います(スゴっ)。

マナ:「へぇ~仮止めした木にボードを挟み込めば、手で支えていなくても大丈夫なんですね~」

職人さん:「そうそう。先輩達から教わったんだよ~

みんな自分の作業で忙しいから、できるだけ一人で何でもやれるようにしないとね」

 さすがです!できるだけ他の職人さんや自分の体に負荷をかけないように工夫する職人さんの知恵です。

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 ↑こんな風に天井の下地板が貼られていくわけなのですが、キッチンのクロス貼りはこれから。

仕上がりの様子はまたあらためてアップしますね。

個室天井

2Fの個室の天井はほぼ仕上がっています。

こちらの天井は角材を入れて補強してます。

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角材補強した跡に、天井ボードを貼り、真っ白いクロスを貼るとこうなります。↓

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 元の天井の跡形もありません。。

リノベーションする前までは、天井の裏がどうなっているかなんて考えたこともありませんでした。

 イメージとしてはガランとしているのかと思っていたのですが、実際は躯体を支える支柱や電気配線や補強板が張り巡らされていて、泥棒が屋根裏を這い回るのは大変そうでした。

 でもこれからはいろいろなものがIoT化され、有線で使うモノもどんどん減っていくのかもしれませんね。

☆明日はリノベーション中継その⑥『バスルーム』編をお届けします。

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