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ケンブリッジ院生5日目

2024年09月24日 曇りあまり雨降らず


8時集合。日本が祝日明けなので朝起きた時のメールが多い。30分で朝食をかきこんで’、アストラゼネカのリサーチ・ハブに向かう。ケンブリッジは健康科学系のリサーチ会社が複数集まってクラスターを形成している。

朝ごはんを食べながら聞いた、隣の席の女の子のカシミア地方におけるアフガニスタン女性教育支援の話が興味深かった。カシミアも紛争後の地域だからこそ提供できるサポートがあるのだと思う。

写真を撮る余裕が出てきた

行きのバスの中でブリストルの医学部の子と話していた。イギリスの医学部は4年目で一年医学を離れて他の大学に交換留学するか院のコースに入ることになっていて、医学部4年目でケンブリッジにいる人もちらほらいる。高所恐怖症は実際には何に怯えているのか?とかVRの心臓マッサージへの応用の可能性とかについて話していたと思う。

アストラゼネカを出た後はカレッジに戻ってきて、今度は自己啓発っぽいことをやっていた。最初にこうありたいという将来像を作って、それに向かってどのようなスキルが必要なのかを考えましょう、というような。それぞれのアクティビティのメッセージ性がそこそこはっきりしていたので、みんな裏を読んで反応しまくっている感じがした。

ディナー前のドリンク・レセプションの時に立ち話をした、ナミビアのコロナ対応の話は興味深かった。人によって全然違う興味があるんだなあ。

そのあとは投資家のお話を聞いて、晩ご飯へ。私の両隣が数学家と哲学者だったので「理解するとは何か?」「精神はどこにあるのか?」みたいな討論をずっと左右で繰り広げていて、私と正面の子達でたまに参戦したり議論を整理したりしていた。古代ギリシャか?私は頭が痛くなった。たまに社会科学における正しさとか理論とかを持ち込んだりした。面白かったのは「薬価をどこに定めるか」と「文化は選択できるのか」だったと思う。前者はそこでこそ政府が役立つところである。

これでSupper

帰ってきたらもう10時。これから普通に就職活動をやって寝る。


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