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【シンガポールに行こう】#10 授業3日目(生活編)

授業3日目。シンガポール4日目。もうそろそろ洗濯をしないといけないかもしれない。シンガポールはちょっと硬度が高い程度の軟水の国なので、髪の毛がパサパサにならない。到着4日目にして、ここ2年間で失われた髪の艶が戻って来た。将来は英国ポンドで稼ぎながらシンガポールで過ごしたいな。

大学、それは自学の場所(英国だと)

授業が9日間か〜と思ったが、これは英国の大学の1タームにある授業日数と変わらないことに気がついた。私の通う大学は、かつ私の知りうる範囲で3学期制を採用する多くの大学が従っている制度だが、1学期が10週間及び5週目と6週目の間に1週間のキャッチアップの週、で合計11週間で構成されている。一つの授業について、1時間の講義と1時間のディスカッションの授業、あとは大量のリーディング。授業全然ないじゃ〜んと思うが、そうやってリーディングをおろそかにしていると容易に授業に置いていかれるため、拘束時間外には勉強をせねばならない。そう思うと、3時間×9日間の拘束時間及び1000語×2本の課題をもつサマースクールは、意外と1学期分の授業に相当するのかもしれないな、と思った。

広大に広大な大学図書館

大学図書館に行ってみた。授業がある教室の隣がCentral Libraryなので、一回行ってみなければと思っていた。広い。ただひたすらに広くて、無限に学習スペースが広がっているように見えるし、席同士の間隔が広い。シンガポールは土地が余っているのか?まさかな。

自由奔放に横断歩道

この国は、横断歩道がある場所から50m以内のところを渡ると罰金刑に課せられる国である。スウェーデンの子が、「道好き勝手に渡ってはいけない割には、横断歩道全然なくない?通りの向こうの建物に行くのに道を行ったり来たりするの、すっごい不便なんだけど!」と言うと、インドネシア&香港人が不思議そうな顔をするので、「ヨーロッパとかロンドンとかだと、横断歩道みんな無視して車がいないタイミングで渡るんだよ」と物知り顔で横から付け加えたら、スウェーデン人に大いに同意された。郷に入れば郷に従え。ロンドンでは適当な場所を渡るが、シンガポールや日本ではちゃんと横断歩道を渡ります。

一問一答のお昼ご飯

お昼ご飯に、丼じゃないものを食べたいな、と思って、選ぶ形式のものにした。屋台のようになっているカウンターに揚げ物(さつま揚げみたいな)や野菜、具材類がたくさん並んでいて、どうやら選んで注文できる形式らしい。何もわからなかったので、「どうやって頼めばいいの?」と聞くことにした。水をジャージャーやっていた店主は一度水を止めて、「そのボウルに具材を選んで」と言った。「なんこ?」「6個」「手でとっていいの?」「反対側、見て」反対側を見たら、トングがかけてあった。「トングがあるよ」と言ってくれてもいいのに。
しっかり悩んで、トマト丸々とゴムで束ねられた榎木、ガンもどきみたいなもの、中国風のワンタン(薄っぺらい水餃子を中国人はWang Tangを呼ぶことを、英国で学んだ)、はんぺんみたいなものとゆで卵を選んだ。
これでいいの?というと、トマトをキッチンバサミで櫛形に切り、かつ榎木のゴムを切りつつ、「どの麺にするの?」と聞かれた。手際がいい。平たい麺とスープを選ぶと、「高い方ね?」と確認された。高い方だったらしい。うん、それでいい、と言ったら麺を茹でてスープを注ぎ入れて、$5.9ね。と結論が出た。メニュー表を見たがそのままの値段である。イギリス£に換算すると安いな〜と思いつつ慣れない現金を出して、食べ物を得た。
「どこから来たの?」というので「日本。こういう形式のお店ってないから慣れなくて」というと、ここでようやくニカッと笑って、「わかるよ」と返ってきた。何回でもいうが、シンガポールの人たちはすこぶる無表情だが優しい、というか聞けば聞くほど教えてくれる。

モリモリ〜

出てきた麺に「美味しそう!!本当にありがとう、注文できてよかった」と言ったら、もう一回にっこり笑ってくれた。辛いスースの混ざったクリーミーなスープに辛いソース浮かんだ麺と私が選んだ具材は、すこぶる美味しかった(しお腹も一杯になったがカロリーもえぐかったと思う)。

おまけ:今日のご飯

朝ご飯:バナナ・蜜柑・日本の菓子パン・コーヒー
コーヒーが部屋についていたので、共有のケトルで沸かして飲んでみた。美味しかった。硬水じゃないからか、ケトルの中がガビガビになっていなくてちょっと安心。
ついでに、大学に早くついたので(毎日10分ずつ遅らせながらどこまで寝坊できるか確認しているが、今のところ40分ぐらい早く大学についてしまう)、カンティーンでフルールジュースを飲んだ。アップル・ヤクルトジュース。下の方にすり下ろした林檎が溜まっていて、ちゃんとフルーツジュース。安いし頭もフレッシュになる(気がする)から一挙両得だ。

そんな顔で見ないで

お昼ご飯:上述の麺
上に散々書いたのでもうよし。

晩ごはん:野菜、パン、バナナ
ちょっと糖分が高いな。そのうちジムに行きます。

アトレ(仮)の地下だと思っていた階のもう一つ下にフロアがあって、美味しそうなご飯屋さんがさらに並んでいることがわかった。ので、綺麗なパン屋さんで美味しそうなパンを買い求め、ついでに安くなっていたプリッツを買った。懐かしいねえ……

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