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世界遺産認定前の宗像大社へ導かれた話

「引き寄せ」という言葉もふつうに使われるようになったので、
ここでは頭に浮かぶまま書いてみたいと思います。

始まりはTV番組でした。
私は普段TVを観ません。
その日も出かける前に母が観ていたものをチラリと観ただけなのですが、
映像から伝わるものに惹きつけられて、
「生きているうちにここへ行きたい」と言葉にしたのです。

そこが「宗像大社」でした。
2007年4月1日のことです。
それまで名前すら知らなかった場所でした。

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自分の希望を言霊にした後は、
そこに執着せず手放します。
思考にとらわれない、忘れてしまうほどの軽い感覚で良いようです。

その翌日、全国ろうあ者大会へ行こうと思いました。
インスピレーションが降りてきて、急遽決めたという感じ。
結論からいうと大会開催地は、宗像大社辺津宮がある福岡県なので、
もう、点から線になっているのですが、
この時、私の頭の中では2つの点が繋がってはいませんでした。

『決めたら即動く!』
インターネットで飛行機とホテルを確認すると
JALのタイムセールがヒットしました。
6月3日から6月5日まで飛行機+ホテル2泊→33,500円!!
ホテルは博多駅から6,7分の便利な場所ですし、
フライト時間も良くてラッキーだと思いました。
そこで、昨年、一緒に全国ろうあ者大会へ行ったAちゃんにメールを送り、
誘ってみると瞬発O.Kの返信がきました。
私に誘われたら断らないと心に決めているらしいです(笑)
こちらこそお世話になりっぱなしなんですけどね。
彼女はそこにあるエネルギーを具現化する能力があり、
いつも綺麗な写真を撮ってくれます。

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ろうあ者大会の参加手続きを終え、
1日半のフリータイムをどう過ごすか、
旅友Aちゃんの希望を聞いてみました。
「太宰府へ行けたら嬉しいかな、あとはおまかせします」との返事。
そこで地図を広げてみました。
ペンデュラムは持っていますが、ダウジングは行いません。
地図を見ていると自然と引っ張られる場所が出てきます。
去年は阿波一宮である大麻比古神社でしたが、今回は...
『宗像大社』
その文字を見て初めて「おおおおおおおおーーーーー!」と(笑)
私の中で点と点が結びついた瞬間。
地図を広げる、心を空にして見る、たったそれだけです。

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宗像大社は古来から伝えられているものをずっと大切にお守りされているようです。
余計な装飾物は一切なく、観光地化されていないのです。
崇高な気に背筋がピリッとしました。

また、私達が滞在している時、巫女の皆様が舞の練習を始められたので、
思わぬ贈り物に嬉しく拝見させていただきました。

私がAちゃんを連れて行きたいと思っていた場所は、
高ノ宮斎場といって、今も古代祭祀が行われている尊い聖地です。
辺津宮から深い森の中にある道を進むのですが、
たどり着くまで禊を受けているようでした。
注がれる光も心地よくて、このまま地球の懐で眠りたい...
そんな気持ちになりました。

そういえば、辺津宮の社務所の方に
「スピリチュアルスポットあるって聞いたけど、そこ、どこ?」と訪ねている男性がいました。
高ノ宮斎場は、有名なスポットだと初めて知りました。

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汝三神 宜しく(いましみはしらのかみ よろしく)
道中に降居して(みちのなかにくだりまして)
天孫を助け奉りて(あめみまをたすけまつりて)
天孫に祭かれよ(あめみまにいつかれよ)
~日本書紀~

日本書紀によれば、宗像大神は天孫降臨に先立ち、
御親神であられます皇祖天照大神の神勅により、
宗像の地に降臨されました。
この神勅は「宗像三神、宗像の地に降って、歴代天皇を助けなさい、
そうすれば歴代天皇があなたたちを祀るでしょう」という意味で、
国家鎮護、皇室守護を旨とする宗像の祭祀の根幹を成しています。

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辺津宮で御朱印帳を購入した場合、通常の御朱印だけでなく、
ご神勅も書いていただけます。

この後、沖ノ島遙拝所へ向かうのですが、続きはまた明日♡

小学生の時、連日見た夢をノートに書きためて先生に見せたら、学級文庫に置いてくれました。まずは考えず、感じたまま書いてみます。