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152.必要以上に飾らず不用に卑下せず、正直であることが安全のための処世術

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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できることなら世の中、争わず戦わず平穏無事に暮らしていきたいものですよね。ただでさえ複雑な社会構造、激動の時代変化の中で生きる私たちなので、無用のトラブルに巻き込まれたくないというのが本音のところ。

そのように地雷を踏まず、安全に世の中を渡っていくにはどうすれば良いのでしょう。そこで大切なのは“処世術”。生きてゆく方法や巧みな世渡りの術のことを言います。こう聞くと要領よく立ち回ることを想像するかもしれませんが、実はそうではありません。

余計なことに思考や感情を使わず、自分が本当にやるべきことに集中するための環境づくりという意味です。人には物事を処理するための容量“パフォーマンス”というものがあります。ネガティブな状況に晒されると、どんなに優れた人でもこのパフォーマンスを発揮するのが難しくなります。

だからこそ処世術は大切なもの。ではその極意は何かというと、必要以上に飾らず不用に卑下せず正直であること、これに尽きます。

飾らないというのは、自分の能力や収入を必要以上に誇張したり盛ったりしないということです。目立つことそれ自体は問題ありませんが、その器がない状態で前に出すぎるとそれ以上の勢いで叩かれ、潰されてしまいます。

卑下するというのは、自分で自分の価値を下げることで“謙虚”とは似て非なる姿勢。謙虚は「自分自身の能力・地位などに驕ることなく、素直に相手の意見を受け入れ接すること」。しかし卑下することは自分そのものを低く評価することに繋がるため、言い訳がましくネガティブに捉えられます。その結果、周囲の協力を得られなくなるでしょう。

正直であることは当然、嘘や偽りによるリスクを回避し等身大の自分を見せられるという安定感があります。信頼を失うと、それだけであらゆる動きが取りにくくなってしまうと言えます。

つまり「ありのままの自分」であることが何よりの処世術なのです。

Q.あなたは自分を飾る方ですか、卑下する方ですか? 自然体であるにはどうすればいいでしょう。


52.占いではなく「気づき」で人生を思い通りにする