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163.側にいなくても、「あの人がいる」と想像され勇気を与える人を目指す

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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経験豊富で頼りになる人、ここ一番で結果を出せる人って心強い存在ですよね。大変な状況下でもあたたかく鼓舞してくれたり、ピンチのときでも覆せたりできる人は、どこか超人じみていてカリスマ性を放っているのが特徴です。たいていは“リーダー”と言われる人が、それに該当すると言えます。

ただ実力がある人は往々にして忙しく、方々から引っ張りだこであることも少なくありません。本当に大変な時に常にいてくれるとは限らないですよね。そんな時「あの人がいなかったから上手くいかなかった」と言われるのは、たまったものではないでしょう。

戦国武将の武田信玄は、死を悟ったとき三年間は自分の死を隠すよう命じました。これは武田信玄が亡くなったと広まれば、他の大名達が甲斐に攻め込んでくると読んだためとされています。

しかし本来は当人がいなくても何とかできるのが理想であり、そのために日々準備をしたり強固な協力体制を作っておくことが大切です。ただ、リーダーの存在が“求心力”となり皆が大きな力を発揮できるとしたら、そこを活かさない手は無いと言えます。

そのため、リーダーはいつも関心をもって見ていることをアピールする必要があり、周囲は見られている・気にかけてもらっているという意識であって欲しいものです。例えその場にいなくても「あの人がいてくれている!」と思うことで、勇気づけられるならこれほど素晴らしいことはありません。

自分がいないときでも、あたかも側にいるかの如く周囲のパフォーマンスを高められるのなら、それは存在だけで勇気をもたらせる真のリーダーだと言えるのではないでしょうか。

Q.存在しなくてもその人のことを思うと力が湧いてくる人はいますか? その理由はどこにあるのでしょう。


63.どんな鑑定に対しても感謝の気持ちを忘れない