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136.不幸・不景気・不運全て良し。学び・気づき・悟りはそこにこそ眠る

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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人生においては、誰にでも不運や不幸は必ず訪れます。これは経営者であろうがサラリーマンであろうが、大富豪であろうが関係なくやってきます。しかし、そこに恐れをもってはいけません。なぜなら、それは自己を鍛えるうえで最高のイベントにもなり得るからです。

人間的な深みや人格的な側面を伸ばすには、自我を内面に向かわせる“トリガー”が必要になってきます。そして、苦難や忍耐によって構成される不運こそが、そのきっかけになってくれると言えます。

不運はこれまでの自分の能力では解決しがたいことがほとんどで、努力する中で必ず立ちはだかる壁です。新しい能力や経験に目覚めるには、必ずと言っていいほど苦しみや困難を乗り越えなければなりません。そしてもがきながらも工夫し、果敢に突き進む中で人としての深みや重厚感が増していきます。これが“成長”というものです。

ただ、これら不運から逃げるという選択肢もあります。真っ向から立ち向かわず、自分に都合よく立ち回り避けて通るということが可能な場合もあります。しかし、この不運は自分を鍛えるための天からのギフトという側面もあります。それを受け止めず逃げてしまえば、いつまでも成長できないまま、また同じ不運が巡ってきます。

人生における不運は、結局どこへ逃げても必ず巡り巡ってくるもの。なぜなら、あなた固有のためだけに与えられる負の“因果”だからです。自分の人格・人間性を形成するためにも、逃げないという選択をした方が、結果的にはそれ以上の幸福を掴むことができるはず。だからこそ、やるからには良質な苦労をしましょう。

全ての物事には二面性があります。不幸からは学びが、不景気からは気づきが、不運からは悟りが得られるもの。ネガティブな事象は回避するものではなく、向き合って克服するものと覚えておけば、自分のためだけのボーナスだと思えませんか。

そうだとすれば、逃げずに質の良い不運に揉まれてみることは、究極の自己鍛錬になるのではないでしょうか。

Q.あなたは不運から逃げた経験はありますか? 逆に立ち向かった経験はありますか。

36.占い師の言うことが絶対に正しいと思わないこと