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145.会社は人の養成所であり、仲間達と成長し合いモノ・サービスを創り出す

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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会社はそこで働く人が、労働力を提供して賃金を頂くための場だと言えます。しかしそれだけではありません。礼儀や社会のマナーを学んだり、スキルや知識を高めるという側面もあります。つまり結果的に、人間としての在り方を教え導かれ職業人倫理を習得する“養成所”としての意味合いも多分に含んでいると言えます。

働いた経験がない学生と現に働いている社会人とでは、年齢にそこまで差がないとしても人的深みでみると大きな違いを感じるでしょう。それは自己責任の姿勢や社会的常識の有無によるところがあるのかもしれません。このことからも、会社は人の養成所と言えるのです。

これは個人事業主でも大企業でも共通であり、外部と連携するか内部で協働するかの差があるだけで、賃金を頂きながら様々なモノやサービスの販売経験を通じて関係者と成長し合う学びの場、それが会社。

そう考えると、一人で好きなことだけをやるのでは技術の習熟は期待できるものの、人間的成長はもたらされにくいのではないでしょうか。誰かと協調する中で、対立や衝突そしてそれらの克服や成果の共有を分かち合うといのは、最も実体験に根ざした教育です。しかも給料までもらいながら。

昨今では仕事が楽しくないという人が増えつつあるようですが、それは消極的に職務と向き合っているからであり、自ら積極的に学びに行っているという自覚をもって働けば、意外と仕事は楽しいものだという発想になれるでしょう。

人は誰もが“学びたい”という気持ちを持っており、自分を向上させたいという想いを潜在的に持っているのです。

お金をもらいながら積極的に養成所へ通っている、そう考えると働くこと自体が好きになれませんか。

Q.あなたは仕事が好きですか? 会社で働くことで得たものは何でしょう。


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