108.昭和、平成、令和。各年代ごと革新あり。常に威風堂々と時代の志士で
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位
私たち日本人にとって、時代の区切りは“元号”という形で認識されています。実はこの元号を用いているのは世界でも日本だけなのだとか。日本人が始まりと終わりを大切にすることの現れとも言えるのかもしれません。
そしてそのような“元号”においては、各年代ごとに様々な期待や想いが込められていると言えます。多くは『五経』など中国や日本の古文から、文字を頂いている場合が多いようです。
「昭和」は、「百姓“昭”明」、「協“和”万邦」。人々の平和と社会が繁栄していくという意味を持っており、豊かさを志向する時代でした。
「平成」は「地“平”天“成”」の語句からきており、日本という国はもちろん海外も平和な時代になるようにという希望が込められています。
「令和」は少し特殊で解釈様々ありますが、主には『万葉集』の「梅花歌三十二首」の「初春“令”月 気淑風“和”」、つまり美しくうららかに1人1人が自由で大事にされることを願っています。
意味はそれぞれ異なりますが、これらいつの時代も各テーマを基調に革新がもたらされてきました。昭和は3Cに代表されるものの豊かさが、平成はインターネットの普及に伴うグローバルなコミュニケーションが、令和もきっとあっと驚くような何かが生まれるはず。
世間の動向を見ながらも、そこに不安を抱くのではなく「威風堂々」気勢盛んに、周囲を圧倒するイノベーションを創出し続ける気概を持ち続ける、そんな時代の志士でありたいものです。
Q.あなたは令和という時代にどんなイメージを持っていますか? これからどんな革新が起こると思いますか。