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159.会社は人生のフィールドを広げる場。国民として国際人としての軸になる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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よく学生気分の抜けない新社会人や、ヤル気のない従業員などに対して「会社は学校じゃない!」と檄を飛ばしている管理職を目にします。確かに学校やサークルと会社とは、同じ“組織”ではありますが様々な面で属性や目的、取り組みが異なっています。

まず一番異なるのは、お金をもらっているという点。会社では仕事を提供する対価として賃金をもらえますが、学校では勉強の場や知識を吸収することができる代わりに、学費を支払っています。

また、仕事に関しては自ら考えて行動を起こすことが求められることも多く、手取り足取り仕事内容を教えてもらうことは初期のみ。対して、学校ではカリキュラムが与えられてそれを受け身の姿勢で消化していけば良いと言えます。

そして仕事におけるタスクは、できる・できないに関係なく取り組んで結果を出さなければならないということ。反面、学校ではやる・やらないは自分自身の自由であることが多いでしょう。

このように会社における仕事は、対価性・能動性・必然性という職責を負わされるものです。これらは学校での勉強にはない性質であり、一つでも欠いてしまうと“学生気分”と揶揄されてしまうと言えます。

しかし同時に会社は、自分の人生のフィールドを広げる場という側面もあります。そこで身につけた職業人としての知識や経験は、日本国民としての流儀でもあり国際人としての共通言語にもなり得るのではないでしょうか。

このように仕事を通してしか得られないものも多数あります。働くことの意義は“社会性の軸”を追加することにあるとも言えるのです。

Q.あなたが仕事を通して一番得たものは何でしょう? 学生時代とは何が異なると感じますか。


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