見出し画像

123.永く働くコツは、時に意義深く、おめでたく、心改まる節目をつくる事

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


人生においては、長く生きれば生きるほど様々なイベントが待っています。最初は出産、七五三に始まり成人、そして冠婚葬祭といった節目のイベント、入学に卒業、他にも長く生きれば寿のお祝い事も。これらはどうしてあるのでしょう。

ひとつは、大事な年回りには大変なことも多いものであることから、大勢で祝うことで一緒に抱える厄を祓う(はらう)と考えられてきた背景もあるでしょう。その他に、少し古いですが家族や地域社会との繋がりを感じたり、心新たにまたここから進んでいこうという気持ちを固めるという意味もあると言えます。

つまり人生は大変なものだからこそ、時に振り返りながら最後のときまで皆で歩んでいこう、という思いが節目には込められているのでしょう。この発想は、仕事においても共通するものがあると言えます。

永くひとつの仕事を続けるというのは、実はとても大変なことだと言えます。まずそもそも企業の生存率で見ると、創業から5年後は15.0%、10年後は6.3%。20年後はなんと0.3%しか生き残っていないという統計があります。会社で永く働くには、皆で団結して企業を存続させることが課題になってきます。

そしてその中で、企業の危機的状況や目標達成などを乗り越え、自分自身の生活や心身の健康も守りながら仕事に着手する。雨の日も風の日も、プライベートで辛いことがあっても会社と一緒に前進し続ける。

こう聞くと、いかに働き続けることが難しいか分かるかと思います。ただ、もちろん苦しいことばかりでもありません。チームや組織で一致団結してプロジェクトを成し遂げたり、昇給・昇進、仕事が評価されてやりがいを感じたりと、仕事でしか味わえないものも多々あります。

でも、それら喜びも悲しみも共有し合える“場”が無ければ、甲斐がありません。会社内でも意義深い出来事、おめでたい事柄、心改まるイベントなど“節目”を大切にすることで、共同体としての一体感を分かち合うことが永続きの秘訣だと言えます。

人生(個人)も会社(法人)も同じ命。命を永らえるには節目を大切にする姿勢が重要なのです。

Q.あなたは、お祝い事は好きですか? 会社で嬉しかった節目のイベントはありますか。


23.生命のバトンを繋いでいくことの「人格的」意味

この記事が参加している募集

今日やったこと