082.視野を変えて物事を様々な方向から見ると、自分の感性を解き放てる
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
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よく感性が豊かな人は魅力的だとされますが、実はこの“感性”、意外と定義することが難しいもの。一般的には「センス」と認識されることが多く、オシャレであったり豊かな芸術性を思わせるフレーズです。でも実は、感性はかなり幅広く優れた能力なのです。
感性が豊かだと、目に見えることだけでなく五感でイメージを膨らませることができます。 物事から情報を得るために、見たり聞いたり香りを感じたりなど、対象から直接受けた情報だけでなく、自分で感じ取った情報から閃きを得て世界を広げられるようになります。
また、哲学用語としての「感性」は、「知性」や「理性」と分けられ、身体感覚に基づく認識能力とされ、知性や理性の土台となるところだとされます。つまり、感性が鈍いと物事を正しく認識することも難しくなるのです。こう考えると、先天的な資質のようにも思われるかもしれません。
しかし、後天的に感性を磨いて解き放つことも可能です。そのために大切なこと、それは視野を変えて物事を様々な方向から眺める訓練をすることです。日常の何気ないことにもアンテナを立てて、自分の可能性を広げることで「感性」の引き出しも増えていきます。
また、初めての経験が新たな感性を開いてくれることもあります。センスの良い人を真似てみるのも一つの方法でしょう。
感性が豊かであれば、あなた固有の価値観やオリジナリティも発揮できるようになるはず。そうなれば、これからAIがさらに発達していくとしても、とって代わられることはまずないでしょう。
Q.あなたは感性豊かだと言われたことはありますか? 感性を磨くために意識していることは何でしょう。