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074.支えてくれる後輩の数が、自分の胆力に繋がる。常に感謝の気持ちを

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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応援してくれる先輩や上司がいてくれるのは、とても心強いことですよね。経験値・人脈・知恵ある先行く人が、力を貸してくれたり励ましてくれれば人生において大きなアドバンテージを得られるでしょう。

しかしあまり語られることが無いのが、目下の存在の重要性。後輩や部下は自分が育ててあげなければいけない、目をかけて場合によっては尻拭いをする必要がある、と責任感を覚える人もいるかと思います。

しかし後輩の存在の大切さはそれだけではなく、自分の“胆力”に繋がるという面も忘れてはいけません。胆力とは物事に動じない精神力の意味ですが、もっと深掘りすると、守るもののために前に立つ気概とも言えるでしょう。

そういう姿勢を持っていれば、支えてくれる後輩の数もさらに増え、自分の胆力はより鍛えられると言えます。そして、先輩たちが自分に対してしてくれたことの意味を深く感じ取り、目上から頂いた恩恵を次の世代へと渡していこうという気持ちになるはずです。

そうした時に初めて、先輩・後輩に感謝の気持ちを覚えるでしょう。どうしても人は目上への恩に目が行きがちですが、目下の存在によって活かされているということにも思いを馳せてみましょう。

そうすれば、中国の古典『四書』にあるように「上位に在りて下を凌がず。下位に在りて上を援(ひ)かず」を体現できるのではないでしょうか。これは、上の地位にある者は下の者と争わない。下の者は、上の地位にある者の気を引くようなことばかりすべきでない、という意味です。

これは“中庸”の章にあるフレーズですが、このことを意識していれば全ての立場の人に感謝できるはずです。

Q.あなたが先輩方からもらった恩は何ですか? 後輩たちに渡したいものは何でしょう。


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