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093.耐えて忍ぶ時分は必ずある。腐らずキレず虎視眈々と爪を研いで待つ

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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人生には良いときもあれば悪いときもあります。しかし、その浮き沈みの流れがどのような形で訪れるかはなかなか知られていません。この人生の運の波がどのような性質を持っているかを知っておけば、それに飲まれてしまうことはないと言えます。

どのような人にも必ず“バイオリズム”があります。良いことだけがずっと続くことはありませんし、悪いことも永遠に続くことはありません。そして、運の良し悪しを知るには、“中庸”…… 波風の無い平和な時間の流れがあるからこそ、運・不運を推し量ることができます。

そしてこの運・不運は、あたかも寄せては返す海の波間のように、アップダウンを繰り返します。ただ、そこで一つだけ覚えておいて欲しいことがあります。それは耐えて忍ぶときこそ、腐らず怒らずに虎視眈々と爪を研いで機を待つ姿勢です。

どのようなことでも、不幸の中には幸福の種が隠されており、幸福の中には不幸の実が潜んでいます。人は目の前の自分に起こった出来事に捉われてしまい、その奥にある意味まで見抜くことは難しいと言えます。

そうであるなら、苦しい時分はあれこれ思い悩まずに己を鍛え続けることが、正しい乗り越え方。いずれ必ず訪れる幸運期に爆発力を発揮するには、不運なときこそ自分に磨きをかけておくに尽きるのです。運の良い人はこの発想・姿勢ができている場合が少なくありません。

いずれにせよ不幸も幸福もその意味を考えることで、人生の恐れを無くすことができるようになるはずです。

Q.過去に運が良かったとき、悪かったときの自分の在り方はどのようなものでしたか?


93.心身の余裕を無くすと幸運は逃げていく