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モチベーション3.0とは 〜モチベーションの種類と見つけ方〜

こんにちは!
大手人材会社にて非対面での両手型転職エージェントを担当し、2021年5月からZaPASSコーチ養成講座を受講している、まもと申します。

5月からZaPASSコーチ養成講座を7期生として受講しているのですが、
第8回の講座を通じて得た学び、感じたことを記載しようと思います。Twitterも更新しているので良ければTwitterもご覧下さい!

モチベーションとは

日常生活でもビジネスシーンでもよく使うモチベーションという言葉ですが、辞書的な定義としては「人が何かをする際の動機付け」という定義が一般的だと思います。

動機付けは外発的動機付け、内発的動機付けに大別されることが多く、ざっくり説明すると以下のようになります。

外発的動機付け=外部からの報酬や罰則をもとにした動機付け
内発的動機付け=自分自身の興味関心や意欲をもとにした動機付け

今回は内発的動機付けの中でも、有名なモチベーション3.0に関して記載していきたいと思います。

モチベーション3.0とは

モチベーション3.0とは内発的動機付けの一種で、外的要因に影響されず、自分の内面から湧き出てくる動機付けです。

例としては、
仕事を通じてスキルアップしたいから頑張る
お客様やチームメンバーの役に立ちたいから頑張る

というように自分の考えや想いから生まれる自律的/自発的なモチベーションです。

モチベーション3.0は以下の3つの特徴を持っています。
(※あくまで僕の解釈であり、個人的な意見になります。)

1:自律性
→目的や課題の解決方法を自分自身で決められること
2:熟達・成長
→何か価値あることを上達させたいという欲求、終わりなき旅
3:目的
→自分にとって意味があると思うことに対して生きる/向かうこと

要約すると誰に言われるでもなく、自分がやりたいと思うこと、意味や価値があると思うことに対して、自分自身がオーナーとなり意思を持って進んでいく、意思決定をして向かっていくことがモチベーション3.0だと僕は思います。

モチベーション1.0/2.0と3.0の違い

一方でモチベーション1.0と2.0は以下のようなものとなります。

モチベーション1.0:生存本能・生命に直結するもの
→本能や恐怖によるモチベーション。刹那的なもの。
モチベーション2.0:外発的動機付け。アメとムチ
→賞罰や実利によるモチベーション。外部要因に起因するもの。

モチベーション3.0との違いはモチベーションの主体、出どころが自分自身の内からか否かということに加えて、自分がやりたいと思えるかどうか、自分でその行動をとることを主体的に選択できているかどうかだと僕は認識しています。

モチベーションの種類に貴賎はないと思いますが、自分の人生を自分らしく、納得感を持って生きていくためにはモチベーション3.0を持つことは非常に有益だと思います。

やりたい、意味があると思うことに向けて、自分の意思で進んでいくこと。
自己決定感や自律性を持って人生の舵を切っていくことは人生の満足度や幸福感を高めていくと個人的には思います。

※個人的な意見と補足
数字的にモチベーション3.0が一番数字が大きいことや、内発的動機付けの方が一般的なイメージが良いので、モチベーション3.0を持つべきである!
と思う人が多いかと思いますが、僕はその人が納得して決定/行動しているのであればモチベーションに自体に貴賎はないと思います。
お金も時間もない人がモチベーション3.0を見つけたり、従うことは難しいと思いますし、例えば心の底からお金を稼ぎたい/昇進したい!と思う人にとってはモチベーション2.0と3.0は限りなく近しいものになると思います。

モチベーション3.0の見つけ方

目の前に仕事やタスクがあり、やりたいこととやらなければいけないことが混ざり合っている現代では、自分のやりたいことを考えたときに自分がやろうとしていることが”やりたいこと”なのか”やらなくてはいけないこと”なのかわからなくなってしまっている人が多いのではないかと思います。

個人的な意見になりますが”やりたい=want to""やらねばならぬ=have to"は完全に切り離せるものではなく、深く関わり合っているもの、混ざり合っているものだと思います。

やりたいことを成し遂げるためにはやりたくないことでもやらなければいけない時がありますし、やらねばならぬことの中でもやってみるうちに楽しくなってやりたいと思えることがある。
というような経験は多くの人が体験したことがあると思います。

モチベーション3.0を見つけるためにはやりたいと思ったことにまずは取り組んでみること、取り組んでみて感じたことや学んだものを振り返って改めて自分のモチベーションや想いを見直してみること。
上記の実行と振り返りのPDCAを回していくことが遠回りに見えて実は近道なのではないかと思っています。 

※ゴールや目標に関して以下のnoteにも記載しているのでよければご覧ください!

モチベーションに関する自分の実体験

とはいえ、1人で振り返りや内省を行なっていると、これは本当に自分のやりたいことなのか、have toをwant toに無理やり変換しているだけなのではないか?と不安に感じることも多いと思います。

実際に僕自身もhave toをwant toに無理やり変換して、これこそが自分のモチベーション3.0だ!と信じ込んでいた時期がありました。
その時は信じ込んでいる、という認識はなかったですが、今振り返ると完全に自己暗示をしていたなぁ...、と思います(笑)

僕自身はそんな時に自分の話を親身に聞いてもらい、時には客観的な立場から質問やフィードバックを受けることで自分を客観的に見つめ直すことや自分では思い付かない視点から改めて自己探究を深めることができました。

自分自身が対話を通じて自己探究を深められたからこそ自分のようにモチベーションを見失っている、モチベーションはあるけれどイマイチ納得感を感じていない、というような人に対してコーチングや対話を通じて新たな気づきを与えられる存在になりたいと思います。

終わりに

やりたいこととやるべきことに囲まれ、自分や周囲の人のwant toとhave toと向き合っているうちに、僕のように何が自分のやりたいことでやるべきことかわからなくなってしまっている人、やりたくて始めたはずのことがいつしか義務感で動くようになってしまった人がいると思います。

一度きりしかない人生ですし、誰のためでもない自分の人生だからこそ、納得感を持ってありのままの自分で生きられる人がもっと増えてほしいですし、自分自身が人との対話とコーチングを通じて、自分が納得できるモチベーションを見つけることができたからこそ、今後は自分がそんなサポートができる存在になりたいと思います。

今後もnoteやTwitterで僕の考えや学びなどの情報発信を行う予定ですので、何か話してみたい、コーチングを受けてみたい、という方がいらっしゃればコメントやTwitterからお気軽にご連絡ください!

※自己紹介等の記事は以下なのでよければご覧ください!


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