石山一人分の大きさと廣岡塩見は失敗を糧にして欲しいのと 2019-09-10 T4-5Ys

館山の引退も報道された。すでに引退を表明していた畠山、館山記者会見はこの甲子園連戦明けの金曜日だそうだ。館山に関しても話したいことはあるがもう少し後で。とりあえずnoteは試合の振り返りを。

昨日は4回まで落ち着きの無い試合だったがそこからは両チーム無得点が9回まで続く展開。相手が長打の少ない阪神ということもあり相手の貧打に助けられた試合にも見えたが、それにしても投手陣がよく踏ん張った。調子の波はまだあれど高橋以降ハフ→梅野→石山→マクガフと今季計算に入れていた勝ち継投が久々にちゃんとイニングを投げきってくれた形。特に石山一人分の効果はチームとして大きいと思う。石山の離脱期間が71日。2軍調整合わせると約3ヶ月1軍に居なかった被害は相当のもんだよ。来季はしっかり治して欲しい。昇格当初と比べてもある程度低めにボールが集められるようになってきた。調子は上向きなんじゃないだろうか。来季を見据えた話でも中継ぎはもうちょっと良くなる気はする。

一方で打撃陣は阪神の中継ぎ陣を前に手も足も出ない状態だったが10回オモテに伏兵二人がやってくれた。まず廣岡。第1打席は正直消極的に見えたんだ。

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2死一二塁で次が投手の高橋。ならカウントを多少悪くしても四球狙いよりは先制点を廣岡くん自身の手で取りに行くべきなんじゃないかと。初球しっかり振り抜いてほしかったなと。ただこの後高橋が走者一掃のタイムリー打つなんて。守備面でもエラーや盗塁時のキャッチングなどお粗末なプレーが目立った。宮本ヘッドの退団で一番動揺してる選手かもしれんよね。退団が決まったタイミングだからこそいいところを見せたいって気持ちはきっとあるだろうがそれは得てして空回りになってしまうものだ。自分もそのタイプだ。

だからこそドリスから打ったヒットは価値の高いものになる。

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コースヒットと言えなくもないが甘い球をしっかり逆方向に振り抜いた結果だ。そういや決勝打の塩見もコースヒットだった。

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ただ、塩見が良かったことは初球から振り抜いた事だ。

「余計なことを考えずに、どんな球でも当てようと思った」

代打屋の基本。初球をしっかり振るが実践できたのでおk。結果は後からついてくる。

寂しい話題が続くこの時季だからこそこうやって伸び悩んだ選手が結果を出してくれるのは嬉しい。今季の悔しさを来季の糧にして欲しいし廣岡も塩見もそれが出来る選手なはずなんだ。

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