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完成度の価値。

私の幼稚園バッグは、花柄ワンピのうさちゃんと虫捕り網を持ったくまちゃんが林の中でセミ捕りをしているというすごい刺繍&アップリケが施されていました。母はとっても手先が器用です。

ちなみに母方の祖父母も超器用。おばあちゃまの作ってくれたキティちゃん柄のパフスリーブのワンピースや、編みぐるみの人形はお気に入りだったし、おじいちゃまは、シルバニアファミリー用のロッキングチェアやバービーの洋服もミシンで縫って作ってくれました。

カマキリと夫の共通点

わが家の家系とは反対に、私の夫はとんでもなく不器用。そもそも、よく見ると指の形が先までおんなじ太さで細かいものがつまめない仕様になっているので不便そうです笑。なんかカマキリを思い出しちゃうんですよね、カマキリって手がカマになっちゃって不便そうでかわいそうだなあって思うから〜。

あ、話がそれました。
かく言う私はというと、手先は器用なのですが集中力のムラにより大作は作れないというタイプです。手芸屋さんに行くとテンション上がって1日中いられるし、やる気になると寝ないで作ったりするけど、コツコツやるのができない…一気に仕上げたい…あと、自分のものだとやる気になれない…。

ただ、上手に作れるんですよ、ほら、コレ見てください!

▼ 座高3cmのくま(フラ衣装)とか

▼リボンレイとか

▼ヤフオクで高値で売れてるのを見て作った旗とか(ヤンキー感!笑)

完成度の価値。

で、今日の本題なんですけど、
私の作ったものの評価と価値について、母はおんなじように作れるので、たいへんだったわね〜という感じであっさり。夫は作り方すら不明なので、へー。って感じであっさり。

もーなんかどっちに見せてもあんまり面白くないんです。私が求めてるのは、「わーすごい!どうやって作ったの〜?」だというのに。知らんわ笑

思い入れと市場価値のバランスは、超難しいですよね。
例えばこのゆずるくんの旗を買ってくれたお客様は、自分では作れないという人じゃないのかなと思うんです。

もしかしたら、すごい!と思ってくれたのかもしれないけど、どのくらいこだわって作ってるか、例えば、文字を接着剤で貼りつけただけのものもたくさんある中、私のはひと文字ずつにミシンがけがしてある!でもそのこだわりに価値を見出して落札してくれたのかはナゾです。というか、思ったより安く買われてしまいました。涙

そういう意味では、こだわり過ぎて非効率な商品になってしまったということになりますが、でも、ちゃんとした物を作りたかった私の作家魂は満足したのでそう意味での価値はあったと言えるんです。

すべてに作品の意識あり

私はなんにでも、完成度を求めて時間をかけてしまうことがあって、エクセルシート1枚にも、付箋に書く伝言メモでさえ書き直すこともあります。非効率です〜。何かしらアウトプットするものすべてに作品というか、私の創作物だという意識を持っているんだと思います。

それに、自分のことだと、あーでもないこーでもないと妄想ばかりして実行に移せなくなってしまうことも多くあって…

そんな私が、今日で連続19日目になるこのnoteの投稿を勢いで始められたことは新しい挑戦でした!

連続投稿にチャレンジされた多くの方が書かれていますが、私にとっても、毎日なんてできないわと思っていたことが、やってみたら意外とできた、ということは自信にもつながってきているのを実感しています!

今の目標はこれ

8割でスタートすることを意識してやっていこうと思っています。やりながらしかあげられない完成度もあるし、自信はやりはじめたからこそついてくるものだと思えてきたからです。

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