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母がいない秋

いつのまにか季節が変わりました。

母のいない日々は、気づけば時間が過ぎ去り、母が生きていた頃がどんどん昔のことになってしまう。

日常でふとした出来事が起こって「これママに教えてあげよう!」って未だに思ったりする。
あ、そういえばもういないんだった。
と、がっかりする。

私は、母がいないとこんな風になっちゃうんだなぁ。
母は明るい人だった。
母がいたら励まして元気付けてくれるんだろうなぁと思います。
父が言ってた。母が明るかったから、家庭も明るかった。本当にその通りです。

前回の投稿から1ヶ月以上経ってしまい、闘病記録が途中ですが、それはまた改めて書きます。

母が亡くなり1ヶ月半ほどが経過しました。

あれ以来、常に母と、ひとり残された父のことを考え続けているような、心の中なのか、頭の中なのか。
ずっと離れない。自分でも怖いくらいで、このままどうにかなってしまうのかと思った。

でも今日、車を運転中に気がつきました。

母は私の一部になったんだ。

そう思ったらスッと楽になりました。

亡くなった時に買った花を世話していると、心が癒されます。
なんでお花になっちゃったの?と泣くこともあるけど。

でも親との別れはどんな形であれ誰もが経験することで。
ああ、そうだった。これが人生だった。
と、また思い出すのでした。

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