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ラオスにはすべてがあったよ。

ラオスから日本に帰ってきてしまった。
また冬からやり直しだな。

ラオスは、すべてが最高の場所だった。

川沿いにあるカフェ。
何も考えず川の流れを眺めていると、川辺を二匹仲良く飛んでる蝶々を見つけてぼんやりと目で追う。

各国の言葉でのお喋りをBGMに、ビールを飲んで、うたた寝して。

頭はお休み。それでいい。
体も頭も視野もゆるゆるにほぐして、変に癖づいた思考は全部忘れてしまおう。

道ばたで堂々と日向ぼっこする犬や猫。
お金を握りしめて駄菓子屋に飛び込んでいく子供たちや、道端でケータイゲームに夢中な子供たち。
ラオスの子供は、少なくとも遊びの面において豊かだ。自然もゲームもアニメの動画も全部手の中にある。

ナイトマーケットで母親を手伝って働いている子も多かったな。
小学生高学年くらいの女の子がしっかりと商売していて、頼もしいなぁと思った。

マーケットや雑貨屋さんに並ぶラオスの織物はとても色がきれいで、デザインも素敵なものが多くて、思わず買い物に夢中になった。

タイやベトナムではあまり買いたいものがなかったのに、不思議。

でも青いパンツを履いて象に乗ってびしょびしょになった結果、青い染料がタトゥーのように足に染み込んだから、洗濯には気をつけて(笑)。

象に乗れたのは最高の思い出だ。
怖さと楽しさが同時にやってきて、すっごくドキドキした。
これはクセになるやつ。慣れれば(そして運動神経よければ)きっと怖さはあっという間になくなるだろうしね。

象使いツアーやクッキングクラスで出会った人、宿の若い支配人とのおしゃべりも楽しかったし、もっと英語でおしゃべりできるようになりたいという欲も湧いた。

ラオスには私が求めてるものすべてがあった。
そして、普段窮屈に思わされるあらゆるものが最初から存在していない場所だった。

また行きたい。
絶対、また行こう。

いる場所も行く場所も、自分で選べる。
それは、大人の特権だと思う。

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