Mamiko Taira(平 麻美子)

New York在住、ジャズ・ヴォーカリスト、ポッドキャスター(Weekend Jaz…

Mamiko Taira(平 麻美子)

New York在住、ジャズ・ヴォーカリスト、ポッドキャスター(Weekend Jazz Meetup)、そして米系企業の秘書だったりもする。在米歴は通算で25年。

最近の記事

冬が来る前に

14/100 J Popがニューミュージックと呼ばれる前の、 フォークの時代、昭和のうたの話をしたいわけではなく、 本当に、冬が来る前に「つい」やってしまっていること (現在進行形)の話をしたい。 ワタシはパプリカ、赤や黄色、オレンジの、あれが大好きである。 温室栽培やら暖かい国からやってくるのか定かではないけれども、 こちらでは年通で食べられる野菜の一つだ。 でも、やっぱり夏場の方が確実にみずみずしいし、 甘いし、値段も冬よりは少しばかり安い気がする。 値段が気持ち安

    • ぱいなっぽーぱんを食べた

      13/100 久しぶりにnoteに書くというのに、 音楽の話ではなくて、食べ物の話で申し訳ない。 が、書き記しておきたかったのだから仕方ない。 以前から、パイナップルバン(パイナップルパンって感じ?)という菓子パンが食べてみたかったのだが、今まで食べるチャンスがなかった。それが中国系の菓子パンなのか、台湾系の菓子パンなのかはさっぱりわからないのだが、アジア系の菓子パンであることだけは間違いない。でも、「ああ、パイナップルパンが食べたい気分だからパン屋に寄っていこう!」とい

      • 年が明けた。

        12/100 明けましておめでとうございます。 (遅い。遅すぎる。七草だって終わっているのに!) 今年もよろしくお願い…致したい次第にございます。 (変だ。断然、日本語が変だ。) 11本目の投稿は、まだ夏だった。半袖で街を歩いていた。 マスクはしていたし、街には活気と呼べるものは戻っていなかったけれど、 それでもニューヨークらしさのようなものは感じられていた。 今年はどんな一年になるんだろうか。 note方面としては、少し、音楽の、 それも専門の「うた」というか「ボーカ

        • 家のはなし

          11/100 今日は暑くなるだろうと思う朝は、だいたい空気の匂いで分かる。匂いというよりは、鼻で湿った空気を吸い込んだ時の反応なんだろうけど、ワタシにとっての夏の匂いであることには変わりはない。今朝は、そんな空気の日だった。天気予報を見ると、午後は摂氏30度を超えると出ていた。ほらね!だ。 今年の夏は、家に始まり、家に終わる夏になりそうだ。こんなに家にいたことは無いが、言い換えれば、これだけ払っている家賃と、そのリターンが釣り合った年はないとも言える。今までの生活パターン

          ココロの筋肉は機能しているか?

          10/100 今日の雨は、まっすぐに上から下に降っていて、よこ殴りではない。 針が降っているような、真っ直ぐの。 風も吹くけど、風に負けじと真っ直ぐ降ろうとしているような。 雨にもよるんだろうけれど、今日の雨はあまり湿度が気にならない。 ひんやりとした空気を風が運んで、とても気持ちがいい。 今日は、エアコンの出番はないな。 こういう雨だったらいいけれど、 水害が出るほどの雨は嫌だな、悲しいな。 身勝手な人間のワタシは言う。 *** ずっと家で仕事をしていると、生活にメリ

          ココロの筋肉は機能しているか?

          父の日だから、それらしいことを書こうと思う

          9/100 父の日の日曜日、ニューヨークは晴天に恵まれていた。この月曜日はビジネス再開の2段階目ということもあるから、きっとニューヨーカー達の心も晴れやかで、期待に満ちているに違いない。ワタシに至っては、いつ自分の行きつけの美容室は再開するのかな、なんてぼんやり考えている。 在りし日の父との思い出は、年を重ねるにつれ、幼い頃の思い出はよい思い出に、晩年の父との思い出は苦い思い出へとグラデーションになっている。だからと言って、父が嫌いというわけでは決してないし、父がいなかっ

          父の日だから、それらしいことを書こうと思う

          書いては消し、書いては消し

          8/100 かれこれ数日、書いては消し、書いては消し、、、を繰り返している。毎日、自分に何ができるのかと自問自答、時に友人と意見を交換したりしてはいるが、何から書き出してよいやら気持ちがまとまらない。最初は、Systemic Racism、Systemic Oppressionの話から書こうかと思ったのだが、「書いては消し」を繰り返しているうち、自分が知っていることを書き留めようと気が変わった。こうしてこれを打っている今、階下をプロテストに参加している人々がJustice!

          書いては消し、書いては消し

          数字を可視化する

          7/100 数字というものは、読み上げてしまうと唯の数字になってしまい、仮にそれに小数点がついた小さい値にしても、丸がたくさんついた大きな値であっても、その数字の意味の重みや奥行きまでは伝わらないことが屡々だ。 2001年の911の際の話だが、当時low teenの娘二人の父だった知人は、どうやって命の重みを伝えるか考えた末、1という数字を2500個(その時点での大まかな数字で実際の直接の死者数ではない)、紙に印刷して床に並べて見せた。どのぐらいのフォントのサイズだったの

          噂の小切手

          6/100 備忘録的に書き留めておきたいのだが、ワタシにもコロナウィルス景気刺激策の小切手が届いた。ちょうど、5月2週目の頭ぐらいだったか。巷で噂のわざわざトランプ大統領の名前を印刷することになった為に、発送が遅れたという曰く付きの小切手である。 当初は、昨年、一昨年の確定申告が終わっている人で、税金の還付を銀行直の振込にしている場合は何もしなくてもよいという話だった。が、周りの友人達にチェックが届き出して、なんかおかしいなと思い、IRS(日本の国税庁的なもん?)のウェッ

          ワタシの身近なヒーロー:胃袋編

          5/100 たまには自分じゃない誰かが作ったものが食べたい。この衝動は、lockdown前からあった感情だけれど、lockdownが始まってからというもの、基本的に毎日つづいている自炊。もちろん自炊も大好きだ。が、誰かが作ったものを焦がれる気持ちは失せることはないのだ。 家に籠って仕事をしていても、オフィスで仕事をしていても、仕事をしていると気がつかないうちにストレスレベルが上がっている。家から仕事している分、通勤がないだけストレス要因は減っているかのように思えたが、おっ

          ワタシの身近なヒーロー:胃袋編

          CDとジャズミュージシャン pt 1:因果な関係

          4/100 ジャズ・ミュージシャンの作品(アルバム)は、メジャーレーベルから出ていることの方が少ない。と言うとびっくりされる方もおられるかもしれないが、大手レーベルの中にインディーズレーベルを作って制作する形式のものから、one artist, one label的な個人的な規模のものまで、とにかくインディーズ主体で回っている。あの全世界の音楽売り上げ中の1.1%のシェアの中に、ほんの一握りの大手レーベルと、様々な規模のインディーズレーベルがひしめきあいながら、その1.1%

          CDとジャズミュージシャン pt 1:因果な関係

          クオモ NY州知事の記者会見

          3/100 あなたの住む街を代表する政治家は、あたなにとって身近な存在だろうか?そのようには感じづらい気がしないか?悲しいかな。少なくとも、ついこの前までは、ワタシもそのように思っていた。 ロックダウンが始まってからというもの、クオモNY州知事は、毎日、1日と欠かすことなく記者会見を行なっている。必ず、直近のデータと推移から始まって、州の立ち位置と市民への指示と理解を仰ぎ、知事の意見、そして質疑応答というフォーマットを基本にしていて、分かりやすいったらありゃしない。わから

          クオモ NY州知事の記者会見

          ジャズ・ミュージシャン達も大ピンチ!

          2/100 ニューヨークでロックダウンが始まってからのミュージシャン同士の会話は、元気にしているか、毎日何しているのかといった話から、失業保険がもらえたか、政府の金銭的補助(stimulus checkなんて呼び方をされている)の小切手は届いたかどうかの確認、やがて就労ビザの話、そして今後の音楽活動へと自然に話は流れていく。特に、今後の音楽活動の話には、情報交換の域を超えて、活発な意見交換に発展する。(特にお酒が入るとね!*wink, wink*) 想像はつくと思うが、ジ

          ジャズ・ミュージシャン達も大ピンチ!

          さて何から書こう?

          1/100  5月2日(土曜日)。もう5月だ。歴史の教科書に載るほどのパンデミックの渦中にあっても、時間というものは確実に流れ、日々は過ぎ、季節は移り行く。確実に加齢も進むわけだ! インターネットでの日記(そう、昔はブログではなかった)を始めたのは1998年。あの頃の日記は今は公開していない(というか大部分を消した)が、ブログに移行してからは、気が向けば書くし、極めてお知らせ的に書き続けている。「お知らせ的に」というスタンスからくる、その軟体動物というか、消極的な姿勢に若

          さて何から書こう?