見出し画像

誰と過ごす?セルフアイソレーション

*この記事は4月14日に執筆したものです。

イギリス、ロックダウンも4週目に入った。外出が制限されているのは私たちのような一般人だけでなく、セレブリティも同じなのだが、先日、ハリウッド俳優のブルース・ウィリスと同じく女優で元妻のデミ・ムーアが一緒にセルフ・アイソレーション(自己隔離)している姿がメディアを賑わせた。
話題となった写真は、三女のタルーラのインスタグラムに投稿されたもので、ブルースとデミ、次女のスカウトとタルーラの恋人ディロン、そしてソファに寝そべった犬までが、全員緑と白の横しまのおそろいのパジャマを着ており、ブルースばカメラに向かってガッツポーズをしているというものだ。
離婚しても、子供たちの親であることに変わりはないので、セルフ・アイソレーションを機会にこのように元家族が同じ空間・時間を過ごすのは、有意義であると思うし、なにより見ていて幸せな気持ちになる。

そこで思い出したのが、先日、仲の良い友人二人、ソフィー&ルーシーと、Zoom飲み会をした時のこと。月に1度、近くのパブでワインを開け、近況を報告しあうのだが、今月はコロナの影響で、オンライン飲み会となった。
その中の一人、ソフィーは昨年5月に2度目の離婚が成立したばかりで、現在は二人目の夫だったマークとの間にできた息子ハリーと二人でセルフ・アイソレーションしている(一人目の夫との間にもう一人息子がいるのだが、もう成人しているため、家を出て、ロンドン市内で生活している)。しかし、カメラの中、ソフィーの後ろに映ったのは、元夫のマークだった。あれっ?と思ったのだが、ソフィーに「マミとルーシーに、挨拶して!」と急かされ、苦笑いで「ハロー」と手を振ったマークに「あんたなんでここにいるん?」とは言わず、「ハロー、久しぶり、元気?」と他愛のない挨拶で返す。ペットである犬の散歩から帰ってきて、犬だけ連れ戻しにきたとのこと。

イギリスのロックダウンでは、離婚している両親の元を、その子供が行き来するのは許されている。離婚した後も元夫であるマークは徒歩で通える距離に住んでいるので、息子と犬のこともあり、割と頻繁に行き来しているようだ。ここで、もう一つあれ?と思ったのは、実はソフィーには現在恋人候補のような男性がおり、その話を前回の飲み会の時に、嬉々として話していたので、ルーシーも私も実は彼女のラブ・ライフがその後どのように進展しているのかが、非常に気になっていたのだ。

イギリスのロックダウン下では、同居していない恋人同士が会うことは禁止されている。なので交際中でありながらも、一緒に住んでいないカップルはZoomやフェイスタイムなどのオンラインデートをするしかない(まあ、これを機会に一緒に住むこともありなのかもしれないが)。ソフィーの場合、恋人になりかけている最中にこういう状況に陥ってしまっては、ストレスやジレンマだたまるのではないか?とも思ったのだが、意外にあっさりと、Zoomを使って毎日連絡しあっているので大丈夫よ!という感じであった。確か昔「会えない時間が、愛育てるのさ」というフレーズがあったが、そんなものなかもしれない。

話は、ブルースとデミに戻るが、離婚後、デミはアシュトン・カッチャーと再婚するも再び離婚。一方のブルースはモデルと再婚、娘が2人いる。
元夫、現妻、現恋人、元妻...、嫉妬やジェラシーなどはないのかな?とも思うが、もうみんな大人、セルフ・アイソレーションを誰と過ごそうと、ちゃんと心でつながっていれば、問題ないということだろうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?