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CahierdeVoyageパリアムステルダム旅日記1991

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"Cahier de Voyageパリ-アムステルダム旅日記1991”は26才はじめて海外一人旅をした時の旅絵日記です。毎日パリを歩きまくり、毎夜書きなぐった覚書のような日記です…
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#美術館

旅日記13日目パリ・モロー美術館とロダン美術館(1991年8月11日)

9区にあるギュスターブ・モロー美術館へ。モローの邸宅であった建物が美術館として公開されている。26歳の私は、モローが好きではないみたいだ。建物の装飾が美しい。 クリニャンクール蚤の市へ。危ないから行っちゃだめと言われたが、一人で行動していると目立たないので案外平気。頼まれた古本を買ったり、お店の人とおしゃべりしたり、満喫した。 ロダン美術館へ。ロダンの愛人だったカミーユ・クローデルの作品もたくさん観ることが出来る。この時はまだイザベル・アジャーニが主演した映画「カミーユ・

旅日記5日目パリ美術館巡り(1991年8月3日)

カルトミュゼ(フリーパス)をこなすために今日も美術館へ。 この日は1日かけてルーブル美術館を観ます。 この「Singe assis(座る猿)」には、いまだに会えていません。 ルーブルから歩いて「フォーラム・デ・アール」という大型ショッピングモールへ。フランス語でのお買物に挑戦。 「Quel est votre taille(サイズは?」と聞かれたようだ。 この時、私が「L'addition,s'ei vous plaît」と言ってるが、それはカフェやレストランで使う「お勘

旅日記4日目パリ・モネを観る(1991年8月2日)

今日はモネの「睡蓮」をみるためにオランジュリー美術館へ。「睡蓮」の展示室は楕円形で、二つの部屋がつながっていて上から見ると「∞」の形。歩きながら鑑賞できる。えんえんとぐるぐる歩けるのだ。この美術館はこの「睡蓮」の大作を展示するために元々はオレンジの温室だったところを改修したらしい。 メトロのラ・ミュエット駅から歩いて「マルモッタン・モネ美術館」へ。 メトロ6番線は地上の高いところを走る。