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長女のやりたいに耳を傾けたら、新たなものが生まれた話

2020.7.2 thu 晴れ

まめぞうです。

昨晩は雨、そして風が吹き荒れていたのですが、一転晴天、しかも真夏の暑さ。じっとしていても汗が吹き出てきたのですが、こんな暑い夏が、私は大好きです。

さて、本日は長女あーちゃんとの間で生まれた話題を綴りたいと思います。
一昨晩のことです。あーちゃんが、寝る前に遊びたいというので、妻が、「じゃあ、トランプしようか。」と提案。「うん、するする!」と満面の笑顔。
コロナの影響で自粛中、ユーチューブ三昧なあーちゃんに少々戸惑っていた我々。いっしょに家で何か遊べるものはないものか、と妻が100均ショップで購入してきたのがこれ。

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りかちゃんトランプ!
リカちゃんが大好きなあーちゃん。カードのリカちゃん見るなり、キャッキャと喜んでいるのが思い出されます。

トランプの代表的なゲームと言えば、これ。

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そう、ババ抜き。
あーちゃんに教えたところ、まぁ、強いこと、強いこと。偶然とはいえ、3人でやったらたいていイチ抜けしておりました。ドベは、そう、私です。ババ抜き、弱すぎ。まだ一勝もできていない。。悔しい。

今回もこのババ抜きで勝負しようとなったのです。
ただ、私が歯磨きを済ませたかったので、洗面所で歯を磨いていると、あーちゃんが待ちきれずに、私に問いかけます。「パパー、なにしているの、早く、オニババやろう!」え、おにばば??(笑)子供らしい間違いにほっこり。そのまま”オニババ”ということではじめました。

妻は次女みーちゃんを寝かしつけに入ったので後から参戦ということで、まずはサシの勝負。カードを配り、手持ちの数字の同じカードを場に捨てていたら、あーちゃんがこう言います。

あーちゃん「ねぇ、パパー、あーちゃん、キラキラしたカードがもちたいの。だからキラキラしたカード持った人がおにね」
まめぞう「。。。」一瞬、何を言っているんだと思いましたが、
まめぞう「あのね、あーちゃん、ババ抜きは同じ数字のカードを捨てて、残ったカードを取り合って、最初に手持ちのカードがなくなったほうの勝ちなんだよ。最後までババ持っていた人の負けなんだよ。」
あーちゃん「でも、キラキラしたカード捨てたくない。もちたいの。」
パパ「それじゃ、ババ抜きできないよ。どうしようね。」
あーちゃん「うーん、キラキラしたカード持っていたいの!!」(泣きそうな顔)

もう寝る間際、あんまり時間が経ちすぎると遊ぶ時間がなくなります。私もたいていこんなとき、だんだん苛立って、「あー、もうそんなこというならもうやらないよ!いいの!」って声を荒げてしまっていたでしょう。
(半分苛立っていましたが、そこはぐっと堪えてました。)

でも、この時は違っていました。長女の言っていることを反芻してみました。

(キラキラしたカードをもちたいのか。。。)

そうしたら、ピンときました。そしてあーちゃんに提案しました。

まめぞう「あーちゃん、そしたらオニババ(ババ抜き)ではなくて、こんな風にしたらどうかな。カードを場に伏せておいて、一枚ずつ順番に引く。キラキラしたカードを引いたらあたりなので、手元に持つ。キラキラではないカードだったら、場に捨てる。最後まで引いた後、キラキラカードの枚数が多い人が勝ち」

このやり方ならば、あーちゃんの要望を叶えつつ、ゲーム性をもたせることもできます。

あ、キラキラしたカードってなんのこと?って思っている人いますか。いますよね。その正体は、このカード達。

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キング(K)、クィーン(Q)、ジャック(J)、エース(A)のカード。王様や王女様の衣装や王冠、ティアラがキラキラしているのが気に入ったようなんですね。本当は、他の数字のカードにもあーちゃん独自のキラキラ要素はあって、これもキラキラだとは言っていたんですが、そこはわかりにくくなるので、やんわり上のカードのみとさせていただきました。

あーちゃんの顔がまたニッコリ。

こうして、新たに生まれたゲームをスタートしました。
記念すべき1回目のゲームは、あーちゃんの圧勝(何枚だったかはわすれましたが。たしか私は2,3枚しか取れなかった。)
寝かしつけに成功した妻(ママ)が戻ってきて、3人で2戦目。6ゲームくらいやりましたかね。
あーちゃん対ママ対パパの成績は、3対2対1で、あーちゃんの優勝!!!おめでとう!!

なんの細工もしていない、最初のカードシャッフルがものを言う、完全運任せのゲームなので、それでいて勝っちゃうんだから、キラキラカードをゲットしたいという強い思いが、引き寄せたのか!!
すごいぞ、あーちゃん。

と、今日も親ばかなまめぞうでした。

長女のやりたいにちゃんと耳を傾けた結果、予想を遥かに超えた新たなゲームと巡り会えました。

耳を傾けるとはわかっているつもりでしたがなかなかできずいたわけです。

今回はちゃんと聞くことで相手の気持ちを汲むことができるのを目の当たりにした良い経験でした。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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