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安心して心地よく座るということ

こんにちは

小林めぐみです。


特養などの施設にお勤めのリハビリ職種の皆さん、
こんなことってないですか?

・介護士に何度もポジショニングや車椅子に座る姿勢の指導をしても、
なかなか同じようには申し送りがされない。

・時間をかけて指導したのに、ポジショニングをしていない。
わからないと言われる。

・食事の時にはフットサポートに足を乗せたまま、
姿勢の悪い状態で食べて、むせている。
ほんのちょっと気を付けてもらえれば、誤嚥のリスクは下がるのに・・・!

・車椅子に座らされているけど、きちんと座れていなくてズリ落ちそう。
危ないからなんとかしてあげたい。


そのように思ったこと、
1度や2度はあるかもしれません。

その中で
大事なのが、
「他職種共同」


中でも重要なのが、
「伝え方」です。


つまり、
『伝え方を工夫すれば、
誰でもできて、情報共有もできる!』
ということです。


これができるようになると、
どんないいことがあるのかというと、

『指導してもなかなか伝わらない』と思っていたものが、
リーダーや課長、その日の担当者に伝えれば、情報を共有できるようになる。

『指導したのに、ポジショニングされていなかった』ものが
指導した通り+αの形で最良の方法でされるようになる

『介助量が多いな。お食事の姿勢、危ないな』と思っていたものが、
介助量が減って、誤嚥のリスクもグッと減らすことができる。


こんなビフォーアフターが手に入るために、
3つの鍵があります。

1つ目の鍵は 情報のまとめ方
2つ目の鍵は シーティング
3つ目の鍵は 申し送りの方法


そんな、魔法のツールがあったら、
ぜひ知りたい!!使いたい!!と思いませんか?

それは、【シーティング】というものです。


まず、このクラファンの内容を是非チェックしてみてくださいね。
https://camp-fire.jp/projects/view/523487?fbclid=IwAR23DNuxYr9MSOmap-xp65Ygg0Ghr0e4cR3hYd3YOktyGfgdyH3oTYU7j_o


実は、前の職場でわたし自身も悩んでいたことなんです。

あの時はシーティングというものは知らず、
同僚と自分の持っている知識を総動員させて、
目の前の利用者さんと向き合うことに必死でした。

利用者さんには、安全で健康に過ごしていただきたい。
日々向き合っている介護士さんの負担を
少しでも減らしてあげたい。
(介護職に腰痛はつきものなので)

ちょっとしたことで、介助量は減るし、
利用者さんの「できる」が増える。

この取り組み自体が、
「生活リハビリ」に
なるんじゃないかなと感じています。

そうすると、
感染症や褥瘡・肺炎のリスクは減るし、
介護士さん自身の負担も減る。

利用者さんの体調管理ができて入院が減ると、
ベッドの稼働率も安定する。

相談員やケアマネの悩みも
少し(いや、かなり?)減るんじゃないのかな。

そんな思いを抱えながら、
全個室192床16ユニットある特養全フロアを
毎日30分以上かけてラウンドしていました。

何度も施設長や課長たちに掛け合い、
リスクの高い利用者のポジショニング例、
移乗方法や車椅子座位のセッティング方法などを
写真と図で説明書を作ったり、レクチャーしたりしていました。

でも、自分一人では
全ての利用者さんを
24時間見て回ることができない。

夫の仕事の都合で退職し引っ越したのち、
今の職場で同僚である串田さんから、
シーティングというものを教えてもらいました。

そっか、そんな簡単な方法があったのか!
ADL全部が網羅される記録の書き方があったのか!
しかも、EPAの人たちもわかりやすいんじゃないか?

24時間シート、個別機能訓練(生活リハビリ)、
ケアプラン、申し送り・・・
バラバラになっているものを
すり合わせている時間はなんだったんだ!
目から鱗でした。

シーティングを串田さんだけが出来るのでなく、
だれでも、どこでも出来る世の中にしたい!
ということで、本を出版されました。

現場で働かれている介護職の方、
リハビリ関係の方にはぜひ知っていただきたい。
活用していただきたい!と心から思っています。

本当に日々の介護が大きく変わることでしょう。


ぜひ、このクラファンの内容をチェックしてみてくださいね。
https://camp-fire.jp/projects/view/523487?fbclid=IwAR23DNuxYr9MSOmap-xp65Ygg0Ghr0e4cR3hYd3YOktyGfgdyH3oTYU7j_o

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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