褒めることの意義
小学生の息子。学校がバスを2本乗り継いで行かなくてはいけないほど遠く、最近まで私が電動自転車で送り迎えをしていた。
それが負担で負担で、バスで一人で行き帰りできるよう練習し、ここ1ヶ月ほどで、やっと自分で乗り方を覚え、無事に一人で帰って来れるようになってきた。
私は嬉しくて嬉しくて、息子の成長と、自分の負担が減ったことから、息子を褒めちぎる。世界で一番良い子だね、と。世界で一番良い子が、ママから産まれて良かったと。
息子は褒めると、もっと良い子になって、自分でできることを頑張ってさらにやろうとする。
私はこんな時思う。
職場でも、注意や叱責や、諭されたりするのではなく、いいところを褒めてもらえば、逆に自分を顧みることができるのにと。
褒められた分、自分の足りないところをもっと補おうと、頑張れる気持ちが出てくるのにと。
そんな私は天邪鬼なのだろうか。
でもきっと、人間の本質というものは、そういうものなんじゃないだろうか。
褒められることは、自分に気づくことでもあるのだ。
育児でも職場でも、どんどん周りを褒めていこうと思う。
余裕がないとなかなかできないことではあるが。
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