みんなで年越し
今年最初のエントリーがなかなか書けないうちに、もう1月も半分終わりそうになってて慌てています。
（と書いて下書きに放り込んでたらあっという間に1月が終わりかけてました…）
ももクロちゃんの年越しと言えば、カウントダウンコンサートです。
2015年から始まった「ゆく桃くる桃」は何度か刷新をしつつ、3年目からは現在のスタイル「ももいろ歌合戦」で定着しています。
歌合戦として3回目の2019年は、遂に会場をパシフィコ横浜国立大ホールから横浜アリーナに移し、Abema TVの完全中継とBS日テレ（ずぶずぶの関係）によるお茶の間ジャック体制も整いました。
横浜アリーナでの開催はパシフィコに移ってからの（超個人的な）悲願でした。何と言っても大きい。そして終演後に流れるお店も近いしたくさんある。
が、ご存知の方も多いと思いますが横アリの牙城はなかなか攻略できない。何故なら大晦日の横アリはアミューズががっつり抑えている、という噂。
その横アリをスターダストがどうやって取れたのか全く知る由もないのですが、兎にも角にも遂にももクロちゃんの年越しが横アリからお届けされることになったのです。
そして更なる朗報として、ももクロちゃんの現場では一般観客に供することがなかった横浜アリーナのVIPエリアが販売されることに。
VIPルームの応接セット。
（リニューアル時の内覧会で撮影）
これは万難を排して取りに行かないと。
ということで同士が集い、募集定員MAXの18名で応募。すると幹事様の引きのお陰か、首尾よくVIPルーム当選！！
ありがとうございますありがとうございますありがとうございます。
VIPルーム自体はももクリ2018で一度入ったことがあるのですが、今回は年越し。そして滅茶苦茶長丁場。何しろ16時半開演24時半終演と、公演時間だけで8時間！
持ち込み食糧の調達には抜かりのないように分担したのですが、なんと入ってみると、
おせち料理が！！
VIPルームの特典として「お正月っぽいものをご提供」とあったので、まあグッズの御守りぐらいかな、と踏んでたので、この粋な計らいにはびっくり。
とは言え18人でこの大きさなので、本当にお正月気分をささやかに、という程度でしたが。
ももいろ歌合戦は三部構成で、
第1部：ももクロライブ
第2部：年の瀬芸能ショー
第3部：歌合戦→年越し
となっていました。
16:30、開演時刻きっかりにOverture!
流石にTVが絡んでるからタイムテーブルは厳格で。
今年最後に聞くOvertureか、いろんなところで聞いたな、と少ししんみりしたり。
2019年を締めくくるに相応しい、素晴らしいステージでした。
ほぼ1時間で第1部が終わり、第2部は芸能ショー。
開演前のロビーが大混雑だったので、この時間を使って少し降りてみました。
VIPエリアの廊下には横アリ30年の歴史を感じさせるディスプレイがあります。
多分左上のユーミンは杮落とし。
新日！！
みんな若い！！
さて、それはさておき。
18:30、いよいよ歌合戦の開幕。
何故か大晦日にやらかすのが恒例となっている百田夏菜子さん、今回もやってくれました。まさかのタイトルコール失敗。
関西の珍獣と双璧を成すインパクトを残してくれました。流石ですね。
歌合戦はひたすら感動の連続。
エビ中ちゃん、自身のカウコンのすぐ前に来てくれて本当にありがとうございました。素晴らしかった…
毎年がっつり仕込んでくる氣志團は3回目にしてお笑いからガチ路線に。Stay Gold、一体いつ完コピしたの。しかもゴリゴリになってる。滅茶苦茶カッコ良い。
昭和のおじさんの琴線に触れまくることでお馴染みのももいろ歌合戦なのですが、今回は特に凄かったです。
高橋洋子さんとかNOKKOさんとか杉山清貴さんとか、もうがっつり掴まれまくりで勘弁してほしい。
そんな中でひときわ持ってかれたのは、平松愛理さんと森口博子さん。
「部屋とYシャツと私」の後日譚には本当に泣かされました…
「水の星へ愛をこめて」にハマってた高校生の自分に教えてあげたい。30数年間経ったら生で聴けるよと。
他にも見どころは本当に盛りだくさんだったのですが、「償い」を大晦日に持ってくるさださんの荒技とか、泉谷しげる御大カッコ良すぎるよまったく、とか、若大将元気なお姿を見せてくださってありがとうございました、とか、いいとも青年隊の無駄遣いとか、盛りだくさんすぎて消化不良になりそうな勢い。
超一流のエンターテイメントをこれでもかとお見せしてくれる、なんと贅沢な時間だったことか。
そんな時間もあっという間に過ぎて行き、百田さんと佐々木さんが率いる白組の勝利で幕を下ろした歌合戦。気がつけば残り10分切っている。なるほど今年はそのまま年越しになだれ込む演出か！
と気付いたら怪盗少女のイントロが。
演者の皆さんはステージに総出で。
なんとも賑々しくも晴れやかな年越しだろう。
こういう大団円ってももクロちゃんらしくて最高じゃないか。
みんなでジャンプして年越し。
ありがとう。そして今年もよろしくお願いします。
現場では全く気がついたなかったんだけど、年が明けて最初に
『笑顔と歌声で 世界を照らし出せ』
と歌うのは、偶然だとは全く思えないのです。
1年の最初に歌う歌詞として、これほどももクロちゃんに相応しいものがあるだろうか。
しかもそれは毎年の恒例になっているということ。
終演して、外に出たのは25時少し前でした。
素晴らしい年越しをみんなで過ごすことができて、本当にありがとうございました。
今年も良い年でありますように。
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