見出し画像

【パーソナリティの声】神野由紀さん/『ママ夢ラジオ』コミュニティマネージャー、ママ向けコーチング講師

ママが想いや考えを伝えることは、その方にとって大事であるだけでなく、家庭や社会にとっても価値があると思うんです

私は上の子が1歳半の時に夫の転勤で静岡県に引っ越しましたが、見知らぬ土地に日中は息子と2人だけの生活が続き、毎日孤独を感じていました。

「子育て中のママと話したい!」「社会と繋がりたい!」と気持ちが膨れ上がった時に、instagramで『株式会社わたしたち』の中野あゆみさんを知ったんです。あゆみさんが開くママたちのお話会に参加する中で「私もママたちと繋がる仕事をしたいな」と想いが高まり、コーチングの資格を取りました。

『ママ夢ラジオ静岡』のパーソナリティーの皆さん

同時期に『ママ夢ラジオ静岡』にも参加。最初は「転勤したくない!」なんて言っていたんですが、中野さんとの出会いで人生が変わりましたね。

今はさらに転勤で引っ越した岡山で、オンラインでのコーチング講座を行ったり、月2回ほどカフェや支援センタ―でママのためのイベントを開催したりしています。また、『ママ夢ラジオ』ではパーソナリティーだけでなく、各地(岡山香川徳島広島)にあるラジオ局のコミュニティーマネージャーとして、番組作りや地元企業との繋がりのお手伝いするなど、パーソナリティーの方々をフォローしています。

毎月カフェなどでコーチング講座を開催しています

1対1のコーチング講座では、子育てで活かせるコミュニケーションのポイントなどをテキストを使って伝えますが、実は私が答えを教えることはないんです。その方の中に親子の信頼関係を築くための子育ての答えがあることを前提にして、たくさんお話ししてもらう。参加者は話せば話すほど自分の奥底にある気持ちに気づいていき、自分の子育てのヒントを摑んでいきます。

ママが想いや考えを他者に伝えることは、とても大事だと私は思うんです。その方だけでなく家庭や社会にとっても、それは価値があると感じています。

『ママ夢ラジオ』ブランドムービーの撮影に娘と参加しました

ラジオやコーチングを始めた頃は、夫から「それなんなん?」と言われていました。でも、今ではイベントを開催する時に子どもを見てくれて、応援してくれています。「私はこれをやりたい」と本音をパパに伝えて、ママだけど1人の女性として毎日を楽しむ。それが私の考え方・発する言葉・行動の変化に繋がっていき、家族にもプラスに働いていったのだと思います。

『ママ夢ラジオ岡山』では地元企業とコラボ商品開発しました

『ママ夢ラジオ岡山』では地元会社とコラボ商品を作り、その良さを宣伝してきました。ママが地域の魅力ある会社や商品を知って家族や周囲に伝えていくことは、地元の企業が長く続いていくために、”ママだからこそできること”だと私は思います。そこを価値として、私は社会に提供したい。パーソナリティーの皆さんにも、普通では体験しにくい企業との意見交換や共同制作に価値を感じてもらって、ラジオの枠の外に飛び出して活動してもらえたらいいなと思います。

私はラジオとコーチングというお仕事に出会って、「地域と繋がりながら自分らしく生きていくことはできるんだ」ということを感じ、辛い時期から抜け出せました。今では、私の生き甲斐に繋がっています。『ママ夢ラジオ』の他のママたちにも喜びを感じてもらいたい…それが今一番、私が願うことです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?