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タッチケアと自己肯定感 子育てはシンプルが一番!(ふれる・touchリレー#4)

こんにちわ。ゆかんこです。

今週のテーマは「ふれる」
ママタチの名前にも、そっと"touch"が添えられています。

ふれること。ふれあうこと。は、人類にとってとてもとても大切なことだから、それを忘れないように、団体名にも"touch"が入っています。

私にタッチの大切さを教えてくれたのは、前回、記事を書いたタッチケアセラピストのゆかぽん。
そのとてもシンプルなのに、子育てや人間関係において、とても重要なことを外していないタッチケアのスタンスに感動したのを覚えています。

ゆかぽんと一緒にタッチケアの動画を作成したりしていますので、ぜひぜひ皆様も観てみていただけたら嬉しいな!


自己肯定感とタッチケア

自己肯定感って何なんだろう?子どもは、自己肯定感を育むのが大切。日本の子どもたちは自己肯定感が低い!!等、子育て世代に話題のキーワード・・・google 先生によると


自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり[1]、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である[2][3][4][5]。現在、これらの言葉は多義的に用いられることが少なくなく、結果としてあらゆる肯定的な心理的要素を表現する包括的名称(umbrella term)となっているという指摘がある[6]。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

うーーん。読めば読むほど分からなくなる。

「自己肯定感を高めるためには成功体験を!」とか、「美しくなることで自己肯定感が高まる」などの言葉を聞くたびに、ものすごく違和感を覚える。

「自己肯定感」とは何なのか?を、しっかりと定義出来てないうちから、その言葉に踊らされ、子どもたちに沢山のサービスを提供するのは、とても危なっかしいような気がしてなりません。

そんなモヤモヤの中にいた時に出会ったのが「タッチケア」
もしかしたらココに、自己肯定感の答えがあるのかもしれない。と感じました。

タッチケアで大切なこと「必ず承諾を得る」

どんな小さな赤ちゃんでも、必ず目を見つめ「タッチケアしても良いですか?」と聞き、承諾を得られたとき(もしくは、得られたと感じたとき)にタッチケアをするのが、まずは大切なルール。

自分の赤ちゃんに対して、我が子に対して、何かを実施する際に、そんな丁寧な態度を取れていますか?

赤ちゃんだって一つの人格。私たち親の所有物じゃない。尊重されるべき存在だということに気が付くことが出来ます。

小さな頃から、私は尊重されている。「YES」という権利も「NO」という権利も持っていると感じることは、自己肯定感を養う上でとても大切なことだと思います。

「愛しているよ」をタッチで伝える

そして、「ありのままのあなたを愛しているよ」と子どもに伝えることは、自己肯定感を育む上でとても大切なことです。けれども日本人は、それを言葉にして伝えることが苦手です。私も苦手です。娘が生まれた時、赤ちゃんの彼女に向けて「可愛い」「愛している」と声掛けすることは、なかなか出来ませんでした。その代わりに、一生懸命、抱っこをして体にくっつけて歩いていました(笑)

タッチケアでは、愛しているという気持ちを、言葉ではなく子どもの肌に触ることで伝えることが出来ます。

「思いやりのある子に育って欲しい」―多くの親が子どもの「心」の成長を願っている。しかし「心」は大事だと思っても、じっさいに「心」を育てるには何をどうしたらよいのか、わかりにくい。身体心理学者である著者は、「心」を育てるには、まず、目の前にある子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと説く。なぜなら、「肌」は「心」をつかさどる「脳」に、もっとも近いからである。最新の皮膚論を駆使して、「肌」と「心」「体」「頭」の発達の関係を探る。

ゆっくりゆっくりと手の平に愛を込めて、子どもに触ってあげる。それだけで愛が伝わり、子どもの「心」を育てる時間。私のような恥ずかしがりやさんでもやりやすい愛情表現です。

触ることは触られること

相手に触ることで、自分自身も暖かさや柔らかさを感じ癒されて行きます。お互いに癒し合える存在であることを認識することは、自分と他者の価値を認識することに繋がり、多様性の中を生きる上で、とても重要な経験を積んでいることになるのかもしれません。

考え過ぎずに、まずは触ってみることにした

「自己肯定感」の沼にハマるのは、とても危険だと思います。「自分には何が足りないんだろう?」「この子には何が足りないんだろう?」という減点方式に入ってしまうと、どんどん子育てが辛いものとなっていく可能性があります。

何事も、もっとシンプルに考えてみたほうが良い!!!

・相手を尊重すること
・ありのままのあなたを愛していると伝えること

この2つを大切にし、四六時中は無理だよ―!と思ったら、せめてタッチケアの間だけでも、大切にする。

私たち親が出来ることは、ものすごく限られていて、ものすごくシンプルなのだと思います。

そして、私たち親自身も

・自分自身を尊重すること
・ありのままの自分を愛していると感じること

を大切し、自分自身を抱きしめてあげる時間が大切です。

自分の心の奥が発する声を、受け止めていきましょう!

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-profile-
なまえ 渡部由佳(わたなべゆか) https://note.com/yukanko_osoto
こども 檜原村の森のようちえん(やまっこかわっこ)に通う3歳の女の子
しゅみ ボディボード・キャンプ
(株)OSOTO 代表取締役社長・カメラマン
行政書士として監査法人にて法務コンサルタントを行なっていたが、妊娠出産を機に退職、2018年1月、baby、kids、family専門フォトスタジオをオープン。幼少期はキャンプや海遊びで自然の中で過ごし、20代から趣味の波乗りを通じて多くのことを学んだ経験から、自然の中でこそ本当の自分、本当の笑顔に出会える。ということを多くの子供達へ伝えたい!と2018年株式会社OSOTOを設立。探究×自然体験をテーマに檜原村にて「ひのはら地球の学校」を運営する。


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