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「ビジネス」人生楽しんでる人について

男女関係なく「人生楽しんでいる人」がタイプです。なぜなら、楽しんでる人の方が一緒に居て楽しいから。

色々な人生楽しんでる人に出会うことがあります。こちらから紹介をお願いすることもあれば、偶然出会ったり、誰かから紹介されたり。

そうしていると、一定の確率で出会うのです、「ネットワークビジネスの勧誘」に。

ネットワークビジネスで上手く行っている方々の多くは、人生楽しんでる人と見受けられることが多いです。しかし、得てして「なんか好きなタイプの人生楽しんでる系じゃないな…」と思うのです。

その理由がようやく言語化できたので記しておこうと思います。

以前お会いしたその方、仮にLさんとしましょう、Lさんはとても活動的で、仕事も趣味も境目なく「人生は短いから、時間を有効に活用してやりたいことをやる」と常に考えて実行している方でした。その考え方は共感できる部分も多く、「人生楽しんでる人だ」と思いました。

しかしLさんの活動を具体的に聞いていくうちに、共感する部分は多いのですが、少し違和感がありました。それは「自分の生き方が良く、それ以外は悪い」という極めて凝り固まった考え方でした。

「短時間で稼いで、残りの時間で自分の好きなことをした方が人生豊か」
「サラリーマンしかしていない人は人生が豊かじゃない」
「稼げる方法があるのに、稼がない意味が分からない」
「真央さんなら興味を持ってくれると思う」

Lさんの言い分もわからないことはないですが、それが絶対なのでしょうか。

ネットワークビジネスを否定するつもりはありません。悪徳商法のこともあるかもしれませんが、それはネットワークビジネスと括らずに限らず様々なビジネスに言えるでしょうから。

こんな寓話があります。

あるところに釣りが趣味の伯父さんがいた。
趣味と言っても彼の腕は名人級で、それを聞きつけたビジネスマンがやってきて言った。
ビジネスマン「あなたの方法をもっと多くの人が出来るようにして、ビジネスにしましょう。もっと効率よく稼げますよ」
伯父さん「効率よく稼いだらどうなるんだ?」
ビジネスマン「そうすれば趣味の釣りができる時間が増えますよ」
伯父さん「それじゃあ今と変わらないじゃないか!」

人生の楽しみ方は人それぞれのはずです。本当に人生楽しんでる人であれば、そのことは容易に想像できるし、他人の生き方を否定することはありません。

しかし「ビジネス」人生楽しんでる人は、正しい人生の楽しみ方があることを前提とし、それによってビジネスに固執し、そうでない人たちを否定してしまうのではないでしょうか。

十人十色の生き方を尊重しあえる世の中になれば、人類は少しだけ前に進めるような気がするのです。


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