まさみ。

つぶさな日常の切れ端

まさみ。

つぶさな日常の切れ端

最近の記事

おかえり、私。

先日、アマゾンプライムで配信されている「シンデレラ」を観た。 周囲から評判は聞いていたので、それなりに期待して視聴したのだけど。 素晴らしかった! 見終えた後、誰かに勧めたくなる映画。 主人公もさることながら、本当に歌が素晴らしくて、頭からぐいぐい引き込まれる。 ヒットソングのアレンジがとても良かった。 ダンスや演出も最高。 キャラクターやストーリーのアレンジも良かったし、 衣装も楽しめたなぁ。 ミュージカルの楽しさをふんだんに味わえる作品。 これぞエンタメ!という、か

    • 夫へのおてがみ

      時折、夫に手紙をかくことがある。 それは大体、ムカついた時。 といっても、怒りを書きなぐるわけではない。 夫婦関係において、私はもっとこうしていきたいよ、という気持ちを綴るのだ。 私は、生まれてこのかたン十年、本音を伝えるということをしないまま、いい大人になってしまった。 小さいころから、言い争うぐらいなら口をつぐんで、 親の言う通りにすることこそ良しとされると思い込んでいたし、 元来どちらかというと口下手な性格だった。 そのせいか、本音を上手に伝えるのがどうにも苦手で

      • 私のウニヒピリ

        ホオポノポノを実践するようになったのは、ほんの数週間前のこと。 きっかけはすごく単純で、ある夜ふと目が覚めてしまった時に 「あ、今からホオポノポノの本を読んでみよう」となぜか思い立ったのだ。 そのままkindleでよさそうな本を買い、すぐに読み始めた。 真夜中に一人で読んでいたら心がすぐに掃除されるようで あ、正解だったなって思った。 ホオポノポノについてはそれまでも、ざっくりとは知っていた。 自分なりにやってみたこともあった。 旦那さんが出て行ってしまって絶望の淵に

        • 自分の力不足を認めるとき

          ある仕事を降りる、という決断をした。 今日はそのことについて書きたいと思う。 小説家になる というのが、小さいころからの夢だった。 そんな私のもとに、2年前、 「小説を書いてみてほしい」というオファーが来た。 先方の企業に、ある物語の種を提示され それを小説として書き上げるというものだった。 ゆくゆくはドラマや映画として、世界に大きく展開していくものにしたいというのが先方企業の思いだったようだった。 小説など書いたこともない私に果たしてできるのだろうか そんな不安を抱

        おかえり、私。

          欲しい飴をくれない夫

          となりで寝転んでいる夫を見つめながら、ふと思った。 私は夫のどこを好きなんだろう。 そして辿り着いた答えに、ぞっとした。 私は、私の欲しい飴をくれる夫が好き。 それは裏を返すと、欲しい飴をくれない夫のことは好きじゃないということ。 好きじゃない、というのはただ拗ねてるだけなんだが。 こんな風にいじけてるステージを抜けないと、生涯幸せになれんだろうなと思う。 常に水に飢えた砂漠のように、足りない足りないと要求し続ける人生だけは嫌だと思った。 去年、夫が私に愛想をつかしてから

          欲しい飴をくれない夫

          浮気されても離婚しないという選択

          夫に裏切られたかもしれない、と思ったことがある。 去年、夫が私に愛想をつかして離婚したいといって家を出たことがあったのだけど、その半年~1年の間は、他の相手いたのではないかと思っている。 本人が認めたわけではないのだけれど、まあまず間違いないだろうという物証は出てきていた。 私がその物証について尋ねた時、夫は違うよと言って淡々と説明をした。 理路整然としているように見せかけているが、まったく理路整然としていなくて、見ていてかわいそうになる程だった。 彼が淡々とした態度を

          浮気されても離婚しないという選択

          物書きを志す者として

          私は現在、文章を書くことを仕事にしている。 発表されたものには自分の名前が載るし、一定の評価も得て、継続して仕事も頂いている。 なので一応、世間的にいう「物書き」ではあると思う。 だけど私は、自分を物書きだと名乗ることには抵抗がある。 必要があればそう名乗るが、極力そうしたくない。 自分が「物書き」であると認めていないからだ。 「物書き」という言葉にふさわしいのは、どんな人か。 物思いにふけりながら、毎日なにかしらを書き、自分なりの表現を模索し、原稿用紙をぐちゃぐちゃに

          物書きを志す者として