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大好きな彼氏から返事が来ない #両親の言葉

首記の件。
19時に大好きな彼氏にLINEを送った。

21時、22時、それを過ぎても既読すらつかない。
最近はまったSPYxFAMILYをABEMAで見て気を紛らわす。

・・・来ない。


諦めた私は、0時過ぎに就寝した。

翌朝、目覚めたら深夜1時過ぎに返信がきていた。
おそっ!!

数時間未読状態が続き、寝ている間に来ていた返信。
思い返す度、気分が沈み、それは次第にイライラ、怒りという気持ちに変わった。・・・仕事中も気になるくらい。

彼によると、年に1度か2度くらいしかないが、盛り上がった飲み会があったという。そして電池がきれてしまっていたと。


帰宅し、一連の出来事を父と母に話した。

父:「1日くらいほっといてやれよ~」と、呆れる父。

母:「今の人はかわいそうね」と、憐れむ母。

父や母が私くらいの年頃だった時は、LINEなんてなかった。メールでのやりとりすらなかった。
そう、家電(いえでん)の時代だ。

深夜にかけたら相手方の家族に迷惑がかかるから、かけたい時間に電話がかけられなかった。
日中のこまめな連絡なんてなくても、それが当たり前だった時代。

スマホが普及した現代は、
LINEなどのコミュニケーションツールにおける既読の有無、レス
InstagramやFacebookの投稿やストーリーの「いいね!」
みんな、そんなものばかり気にしている。

「昔の時代はよかったわ~」と母はまた言う。
今は、スマホをしょっちゅう見ていることや、既読がつくこと、レスをすることがいわば主流で、あたりまえ。

その当たり前が少しでもないと、あらぬ疑いをかけてしまうし、相手の連絡を待ってしまう。

スマホやアプリに振り回されている、自分がいることに気が付いた。


後日、大変心配した彼は、大残業の後、
「会いたいから」と少し無理して、
普段より回り道になってしまうルートで会いに来てくれた。
さんざん謝ってくれて、返事もできるだけちゃんとするから、と言ってくれた。


ラインの返事くらいでいらいら、せかせかするなよ、と自分に言い聞かせた。
デジタルデトックス、という言葉を使う人もいる。
スマホにとらわれすぎないように、日々生活したいと思う。


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