臨時休校のおかげで見えたもの ~なはら姉さん編~
私、気がついたんです。
臨時休校のおかげで 見えたものは
なはら姉さんが「おうちでどれだけ活躍しているか」「どれだけ生きる力を持っている子か」を 先生に理解してもらえている!
ということ
そして
なはら姉さんのことを 私がちゃんと認められた!
ということでした。
毎週木曜日、なはら姉さんは担任の先生からお電話をいただき、お話をします。
本人も電話に出て、毎週、活発にいろいろ挑戦している様子を先生にお話しています。
(しかも、最初のころは 午前中の早い時間にお電話をくださっていたけれど、いつも「まだ寝てますー」という感じだったのですが、最近は 先生が気を利かせて、午後3時ごろにお電話をくださるようになり、お話ができるようになったんです。)
ありがたい・・・
なはら姉さんの高いスキルを理解してもらえている
臨時休校になり、確実に勉強する時間が減っているなはら姉さんですが、よく遊んでいるし、いろいろなことに挑戦しています。
毎週のオンラインおしゃべり会でのファシリテーションは、かなりレベルの高い挑戦です。
それ以外に、クッキーを作ったりもしてくれています。
もちろん、妹・弟のお世話も 当たり前のようにやってくれます。
今、担任の先生とおうちでの彼女の様子だけを週1で お話する数ヶ月を過ごしてきて、「今までは そういう彼女のおうちの頑張りって 重要視されてこなかったな~」と気がつきました。
いや・・・・ 私が 重要視していなかったのかもしれません。
だめな部分、できないことばかりに目が行ってしまって 「宿題しなよ」とか 「勉強しなよ」とかと 戦っていたのですね。
担任の先生とのお話も 学校での困った行動や もともと学校に行きたがらない、ということばかりになっていました。
でも 臨時休校中は「学校生活」が存在しないので おうちでの様子ばかりお話します。
おうちで 元気で楽しそうにしていることを話します。
もちろん、姉妹でのけんかも日常のことですし、夜更かし・朝寝坊ですし、宿題もまだまだたくさん残っている状態です。
でも そういうことよりも 彼女の成長や 輝いている様子がよく見えるようになりました。
そして 先生が「なはらさんが 活き活きと電話で話してくれるし、毎週いろいろなことをしていることを聞いて、なはらさんと電話で話すのがすごく楽しいです」と言ってださっていました。
そういう風に言っていただけて、本人も 私もとてもうれしく思いました。
そういう先生とのやり取りを通して、私も「おうちに楽しいこと、できることがたくさんある子なんですよね」とポジティブなことをお話ができています。
なはら姉さんの学校は 各学年2クラスしかない小さな学校なので、先生たちが 生徒たちをみんな把握してくれています。
つまり、なはら姉さんが 学校嫌いの生徒の1人だと 今年の担任の先生にも把握されています。
新学期が始まってから教科書を取りに行ったとき、「ご迷惑をおかけすると思います」と私がご挨拶をしたときも、「お話は聞いています。楽しく過ごそうね」と言って下さっていました。
でも、今年は、ずっとみんながおうちで過ごす生活になっていて、今年の担任の先生には、今までとは違いおうちでの様子がよく伝わっていて、「登校拒否をしがちな子」ではなく、
「生きる力が光っていて、毎日を楽しく過ごせる子」
と理解してもらえていると なはら自身も 私も実感できていて、すごくうれしいです。
これは おそらく私の中の問題だったんだろうな・・・
私が、彼女を 学校も勉強も大好きだった子供のころの自分や ほかの子供たちと比べて、彼女のできないところばかりに目を向けていたんだろうな。
やっぱり「やりたくなくても頑張る」とか 「できないことを克服する」とか そういう辛抱強さは持ってほしいなと思う。
それ自体も 私の価値観なんだろうと思うけれど・・・
でも、この臨時休校のおかげで 彼女のすごさをたくさん見せつけられて 認めざるを得ない状況です。
学校が始まってからは、また私の価値観を出して 戦いをすることもあるかもしれません・・・
でも 以前のような気持ちとは ちょっと違った形での対応になる気がしています。
すべてのことに感謝
コロナウイルス自体、そして コロナウイルスの拡大によるさまざまな変化が 世界中の、本当にいろいろなものに影響を及ぼしていて、苦しい思いをしている方が たくさんいらっしゃいます。
我が家で これだけ楽しく過ごしてていいのだろうかと思ってしまったりするくらい・・・
臨時休校という事態に関しても、我が家の場合 なはら姉さんの担任の先生とお電話でお話をするようになり、先生に彼女のことを深く理解してもらえているし、なはら姉さんと私の関係がリセットされた感じで 臨時休校に感謝しているのでした。
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