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なはら姉さんが2学期を振り返る ~自由登校について~

4年生になって コロナで休校になり 大喜びだった、なはら姉さん。

そこから 分散登校になり 「3時間くらいならOK」と言っていたけれど そのあと 普通の6時間になったら やっぱり嫌となりました。

そして 二人で話をしたり 私なりに 割り切ることにして 「週に1回はお休みOK」とか 「遅刻していくのもOK」とかにしていました。

私は そこで 無理やり学校に行かせるのもやめて 「学校にいくかどうか」「どの授業を受けるか」「何時間目に行くのか」を自分で決めて、自己申告してもらうようにしていました。


2学期を振り返ってみて

この「自由登校」スタイルをした、そんな2学期が終わったので 二人で 少し振り返ってみることにしました。


このビデオでも お話してくれているように

お友達は どういう反応だったの?

と聞いてみたところ 

「ずるい」と言われていたようです。

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でも 意外と 動じない。

そういう強さがある、なはら姉さんです。

「自分でも そう思うと思う」なんて かなり客観的にも 意見を受け止められているようでした。

ほかの人が 「ずるい」といっているけれど 自分は 自分、と 行動できているところが すごいなと思いました。


そして 面白かったのは

たまには 学校に行きたくなる

と言っていたところです。

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学校に ずっといたいわけではないけれど 
おうちで 一人で だらだらしているのも つまらなくなる、という話でした。

そりゃあ そうだ。

ずっと だらだらしていたいから 学校に行かないわけではないということですね。

学校の中に 楽しいことがない、ということなんだなあと 改めて考えさせれました。

年明けから フリースペースの登録を前向きに検討していますので やはり そうやって 彼女が活動できる場所を持っていくのが 必要なんだろうなと思っています。


不登校・自由登校についての罪悪感

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不登校や自由登校をしている子どもたちは 多少なりとも 自分が「ほかの子みたいに学校に行っていないこと」に対して 罪悪感を持っている子が多いと思います。

なはら姉さんも 同様です。

もちろん それは 私のせいでもありますし 学校側が 「学校にちゃんと来ましょう」というメッセージを送り続けているからです。

社会的に 学校に行かない生活もOKとなったら そんな罪悪感が不要になるのでしょうね・・・

学校に行っていないからできることが たくさんあります。

学校に行かなくても 子どもは 育ちます。

学校に行くことよりも 子どもの心が豊かであるかどうかのほうが大事かなと 今は 思います。

漢字や算数は 今じゃなくても 学ぶことができるはずです。

心の健康は 崩してしまうと なかなか回復しないものですから 頭よりも 心を優先してケアしてあげる必要がありますよね。


今回の対話では 彼女が 自由登校にしてみて どう感じているか、この「珍しいスタイル」を追求している中で 周りとの調整がどうなっているかを 確認してみました。 

この「自由登校」の形のようなスタイルだと 彼女らしさを失わずによさそうです。

まだまだ 模索をし続けることになりそうですが 暗闇から 抜け出せた感じがしています!



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