鬼時短!を読んだ感想(根回しめっちゃ大事!体験させるのがポイント)
動画を見て、本を読んで、記事を見て、
これ使えそうだな!
役に立ったな!
と思ったことを書きます。
自分用の備忘録も兼ねています。。。
■どんな動画?記事?本?
鬼時短ツール
■概要:
電通での時短政策をもとに、時短するうえでの経営者の鉄則が書いてある
■なぜそれを選んだの?
仕事の時短したかったか
■ざっくり概要
電通で時短政策を行った小柳さんの本
経営者向けの本だった。
時短するにあたって、
−なぜ現場は時短ツールを使用しないのか?
−経営者はどう振る舞えばよいのか?
が主に書いてあった。
■面白かったところ
①なぜ時短ツールを現場が使わないのか、丁寧に書いてあった
・みんなが早く帰りたいわけでわない(例えば、残業代が必要な人もいるし、家に居場所がなく仕事場に深夜まで居たい人もいる)
・みんなが本当にやりたくない理由を考える
(DXツールを使わないのは、そもそもパソコンができないから。けど、パソコンができないから、DXしたくない。と言ってくる人はいない。色々難癖つけてくるだけ。)
村八分になるのを不安がる
②経営者はどうすべきか?
・時短活動を時短してはいけない
→根回しが重要
(この本では、いかに根回しが必要か、そして実際にやった根回しをこれでもかと書いてあった)
・働き方改革ではなく、働かせ改革
・主への説得
・現場の全てを肯定する
✕無駄な作業をリストアップさせる
◯何に何時間かかるかリストアップ←この時に、リストアップしたものの中から省けるものを提案してはいけない。相手が入ってくるのを待つ。
例えば、「会議資料の印刷。ホチキス止め(1時間)」が合ったとする。カットすべきと思っても、こちらから言うと、現場を否定することになる。だから、現場から入ってくるのを待つ。
今やっていることは正しい。時間を短縮するだけ。→今やっていることをRPAで自動化する。その際に、業務の最適化とかは行わない
(感想)ふつうは業務の洗い出ししたあとに、RTAしやすくすると思ってたけど、違うんだな。
結果で現場は動く
-結果を見せることが大事。例えば、2時間かかっていた資料作成がボタン一つで2分で終わるところを実際に見せる。
(感想)実際に見せる、体感させるっていうのが大事なんだな
FAXが無くならない理由
(FAXの方が時短になる場合もある)
FAXなし:パソコンで現場のリーダーが開いてメールで確認する→PDFを開く→印刷する→掲示板にはる
FAXに届いた展開事項を掲示板にはる(確認する手間なし。印刷の手間なし。)
(感想)シンプルに驚いた
噴水型稟議システム
-今まで:自部署リーダー→自部署課長→自部署部長→B部署の課長→B部署の部長→C部署の課長→C部署の部長 と順番に回す
-提案:最初から全員に回す
(感想)すごくいいと思った。最後まで行くのに、2週間かかるとかよくあって、ヤキモキするので。B部署の部長からのFBがあって、最初からやり直しになると、さらに2週間かかって、本当にイヤになるから。
3営業日以内オプトアウト(自動承認)
-今まで:課長のハンコ(承認)もらったら、次に進める
-提案:3営業日以内に反応がなければ、承認したことになる
(感想)これも良い!承認待ちで止まることがよくある。とはいえ、部長には催促しにくかったりするので、この期間で必ず承認されるのは良いなーってなった。
とはいえ、噴水型稟議システム、オプトアウト(自動承認)の2つは、管理職への負担が大きいからきっと採用されないんだろうなー。って思う
■感想
現場に納得して貰うには、想像以上の根回しが必要
現場に使ってもらうには、体験して貰うのが大事
個人的な時短に対しては、タイピング&ショートカットの練習をしよう
使わないのには、真の理由がある