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駐妻。毎日がドラマチックなイタリア生活

こんにちは。

海外生活って日本では考えられないことが起こりますが、その中でもイタリアは言い出したら切りがないかも。

まず驚いたのは、新学期のスタート時にVISAの関係なのか外国人の先生が揃っていない。
早速担任が不在、一か月後ぐらいしてから現れました。翌年も、数名の先生が遅れて到着して今日から加わったよと学校からお知らせが来てました。。

イタリアは(特に私が住んでる街は特に?)行政手続きがかなり時間がかかります。
外国人がイタリアに住むには、滞在許可書をとる必要があります。
1年目にこれが取れたのが入国してから11か月後でした。
ちなみにたいていの場合1年更新ですが、6月にもらい、有効期限が翌年の3月(9か月間?)まででした。
翌年3月に切れるので、更新用の書類を送り、次の指紋手続きの予約待ち。
予約日の連絡が来たら、なんと翌々年の6月でした。
つまり、1年以上待ち(汗、汗でございます)。
これがないと、シェンゲン協定外に出るとき(日本への一時帰国とか)が経由国によっては、ちょっとややこしいので、有効期限を延ばしてほしいなぁと思います。この許可書を待ってる外国人いっぱいいます。

そのほかにも公共交通機関のストライキ。
このご時世、ストライキが頻繁にあります。
通常、朝、子供を学校に送るために乗る公共バスは、学校に送り届けている間にいい感じでUターンして戻ってくるので、帰りはまた同じバスに乗って帰ります。
ストライキの日は、Uターンしてきたバスがストライキ開始時間(8:15AM)を過ぎると、そのままバス停に人がいても通過していきます(運転手さんとしっかり目もあいます!)。
(運転手さんによっては、通り道までならいいよと乗せてもらえる場合もあるとか。。)
仕方がないので、保護者はみんな歩いて帰ります。大きな通りまでいけばストライキ時でも運行しているバスもあるので、それが捕まえられるまで歩きます。

イタリアに来てから、他人に期待しないことを学びました。
人間のすばらしいのは、どんな環境であっても、その刺激を何度も体験するうちに、その状況を学び、慣れていくんですよね。
だから、不便にしか思えなかった環境でも長く暮らしていくことができる。
上手くいかないことを想定して、ぎちぎちに予定を組むことをやらなくなりました。ちょっと時間を潰そうと思えば、いたるところにBAR(cafeやお酒を出すところ)があるので、すぐコーヒータイムです。
€1.5とかで飲めるのでお手頃です。
もしかしたら、この暮らしって心に少し余裕が持てるのかなとも思います。
もうイライラマックスに待たされることもありますが。。

みなさんは、予定通りに進む毎日とたまに予定通りに進まない毎日。
どちらがいいですか?
同じ人間なのに生まれた街によって、その人生って色々だなぁと思います。
来ると思っていたバスが来なくて、土砂降りの中、タクシーも拾えず30分以上歩く。
怪我して病院に行くと、レントゲン医師がいないから家から来るのを待つ。待ち時間にコーヒータイム。。
先日は、スーパーに買い物に行ったら、レジの機械が壊れたから今から閉店ですと言われて、帰ってきました。
毎日がドラマチックなイタリア生活です。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。
Grazie!

では、また^^

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