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「努力できることは才能だ」と言う人がいたら、あなたはどのように感じるでしょうか。 「自分は努力をしたくてもできないから努力をできることは才能なのだろう」というわけです。 「そうだ、努力したくてもできない人間もいる」「それは違う、努力しないのは怠慢だ」……人によって意見は全く分かれるかなと思います。 では、もし「努力したいけどできない。どうすればいい?」と相談されたならどうでしょうか。
前回の記事で、謙虚さと卑屈さの違いについてのお話に触れましたが、今回はその延長でもある内容です。
〝謙遜し過ぎる人〟に困ってしまうことって、ありませんか。 あなたの周りにも一人はいるのではないかと思います。或いは自分自身がそうだ、という人もいるかもしれません。 前提として〝謙遜し過ぎる人〟は〝謙虚な人〟とは明らかに違います。 先ずはその違いについて端的に説明します。
私たちは〝みんな仲良く〟を重視する社会に生きています。 学校では「みんな仲良く」、職場では「風通しが良い職場関係・円滑なコミュニケーション」というふうに、私たちは常に円滑な関係を築くことを求められています。 それについて私は昔からずっと懐疑的でした。 つまり「〝みんな仲良く〟なんてそもそも無理なことではないだろうか」という疑念です。
仕事も恋愛も問わない話ですが、自己アピールをしているように見えないのに周囲に慕われている人っていますよね。個人的な印象ですが、そういう人は色んなタイプに分けられるものの、それでも共通している点はあると感じます。
人生において何かしらのチャンスが訪れた時、しっかりとチャンスを掴める人と逃してしまう人は何が違うのでしょう。 一般的によく言われているのは、〝チャンスに向けて準備をして来たかどうかの違い〟です。 個人的には、それに加えてもう一つ大きな違いがあると思っています。