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車の中で映画を見るドライブインシアターとは

新型コロナウィルスの感染防止の為、緊急事態宣言が発動されたことで映画も休業要請で営業停止となっているところがほとんどだと思う。そんな中、アメリカでは『ドライブインシアター』が流行り始めている。

ドライブインシアターの歴史

ドライブインシアターとは、駐車場にスクリーンを配置し、カーステレオから音を出す事で車に乗ったまま映画を鑑賞することが出来る。アメリカでは50〜60年代に流行り、日本でも90年代に大磯ロングビーチなどで上映していた。

第二次世界大戦前には全米で100ほどにまで劇場数は増加し、大戦が終わると帰還兵とその家族を当て込んだドライブインシアターの建設ブームが巻き起こった。

ドライブインシアターの上映時間は野外が暗くなる夕方以降に限定されているため一般の劇場と比べ収入が少ない欠点がある。

また、1970年代以降、ドライブインを見る世間の目は厳しくなり、車のトランクに入って駐車場に入りタダ見する観客や、家族連れの多くない時間にポルノ映画を上映する劇場などが問題視され、後に家庭でのカラーテレビやビデオテープレコーダの普及、レンタルビデオの登場で、家族全員で映画を見る際のプライバシーの問題も解決され、ドライブインシアターの需要は低下した。(ウィキペディア参照)

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ドライブインシアターのメリット、デメリット

メリットは何よりも周りを気にせず見れる事だ。特にアメリカでは12歳以下はベビーシッタなどに預けなければならない為、子供が賑やかなのも気にする事なく見れる。

デメリットはやはりトイレの利用の時どうしても3密になってしまう事だ。また、大勢で相乗りしてしまう可能性もある。

クラウドファンディングで再び日本で『ドライブインシアター』が復活する

ドライブインシアター実現に向けて『ドゥイット・シアター(Do it Theater)』から、『Drive in Theater 2020』が発表された。
目標金額は250万円としており、主に「『ドライブインシアター2020』プロジェクトの中長期的な継続」と「新型コロナウイルス対策活動基金およびミニシアター支援基金への寄付」の2つの用途に使用される。

エンターテインメントの火を絶やさないために。
今こそ、ドライブインシアターを一緒に作ろう。

をスローガンに、2020年8月7日23:59までに集まった金額がファンディングされる。

『ドライブインシアター2020』 第1回開催予定は

開催日時:2020年5月以降開催予定

会場 :大磯ロングビーチ 第一駐車場

参加方法 : 5月以降 に開催情報と共に発表

となっている。

今この時期、どこにも行けず、フラストレーションが溜まってる方は多いと思う。

家で映画やドラマはテレビやスマートフォンで見れるが、家族で出かけてライブ感を味わうのは、またきっと一味違う感覚だと思う。

実施日、上映作品、参加方法、諸注意などについては、クラウドファンディングページ上で追加連絡されるそうなので、興味ある方は是非チェックしてみて欲しい。




仕事後のお疲れビール代にさせて頂きますぅ🍺🥺