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ジャニヲタがサッカー選手に推し変した話。

【サッカーとの出会い】

タイミングは突然だった。

私は中学生からジャニーズが好きないわゆる「ジャニヲタ」で。
好きなグループや応援する人は変わっていったけれど、コンサートがあれば数ヶ月先のその日までわくわくして、アイドル誌を眺める日々。
そんなことをしていたらあっという間に10年が過ぎていた。
段々と仕事も覚えて、責任を持つようになり大人になる私は変わらず「ジャニヲタ」をしていたけれど何だか物足りなさを覚えていた。
それが何なのか分からないまま、何気なくテレビを付けたそのとき

サッカー日本代表戦が放送されていた。

特にサッカーが好きな訳ではないけれど、テレビでロシアワールドカップをリアルタイムで見ていた私は見慣れない代表に興味が沸いた。
10番が重戦車のようにボールを前へ前へ運んでいる、あれは誰だろう…
目新しさもあり、わくわくするサッカーだった。
よく見たら9番がかっこよく見えた。

いや待て。めちゃくちゃかっこいい。

サッカーも上手くてイケメンって、リア充タイプだ…。そういう奴は大体性格が悪いだろうし綺麗なモデルの彼女がいる。
そんな先入観を持ちながらも、とりあえずその選手を調べてみた。
今はオーストリアのチームに所属していて、前はセレッソ大阪にいたらしい。名前すら聞いた事が無かった。
ただ、色々調べるとセレッソ大阪にいた時にファンサービスをしていた様で当時のブログや写真が出てくる。彼はとても優しい人なんだと思った。
ジャニーズでは有り得ない世界が広がっていたから。
でもよく見てみたら他の選手も同じ様にファンサービスをしている…。

これが…無料?

衝撃だった。
ジャニーズは、どんなにお金を積んだってツーショットなんか撮ってもらえない。
サインだってもらえない。ましてや、直接話すなんて夢のまた夢。モニタリングかよ。この世界。
コンサートで、目が合ったような気がする!と喜んでいた自分には衝撃すぎて目眩がした。

その日の夜は遅くまでサッカーについて調べた。
どうやらサッカーはJリーグというものがあって、J1.J2.J3.JFLと色々とチームがあるらしい。シーズン中は毎週のように試合があり、試合中の写真も撮れる。
ほとんどのチームは頻度は違うけれど練習を公開している。その練習後にファンサービスをしているようだった。

ジャニヲタからすると
試合=コンサート、練習=リハーサル
のようなものだ。

恐ろしい沼だと思った。
毎週のようにコンサートがあって、しかもその場面を自分のカメラで撮れるなら楽しいに決まっている。私は興味を持ったまま、調べるのをやめた。

だけど、また見てしまった。代表戦を。

私は恐ろしい沼に落ちた。

ジャニヲタの行動力はこういう時に力を発揮する。来年のアジアカップの練習をどうやら日本で行うらしい。私はありとあらゆるブログやサイトを調べ上げて、練習初日に千葉に飛んだ。
この為に買ったピカピカの一眼レフを片手に。
9番が居るかは分からない。でも、公式のTwitterやインスタを見る限り日本に来ているはず。

寒い12月、日が落ちた頃、練習初日に彼はいた。
やっと見れた。嬉しさが爆発して寒さも忘れるくらい。練習後にはファンサービスをしていて、サインを貰うことが出来た。
オーラがあって、これがサッカー選手か!と、驚いたのを覚えている。

そこからは転げ落ちる様に代表9番の彼、南野拓実にのめり込んでいった。

【東京ヴェルディとの出会い】

まずは行ける限りの試合に足を運んだ。代表人気はどうも最近下火らしいというのをTwitterで見たけれど、どの会場にも熱があったように感じる。
やっぱり日本代表は特別だ。大きい声援を背にプレーをする姿はアイドルみたい。ジャニーズに例えるなら嵐のような感じ。
嵐のコンサートが見れて、写真が撮れて上手くチケットが取れれば間近で好きな選手を見られる。
こんな最高なことある?
でも、人間って欲深い生き物で、段々と代表の距離すら遠く感じてしまった。

この時はまだ、ジャニヲタと掛け持ちしていたから余計にかもしれないけれど。

そんなある日、仕事終わりに何となく検索したワード

〖Jリーグ イケメン 選手〗

あまりにもストレートな検索に自分でもツッコミたくなった。
出てきた選手はなるほど確かにイケメン。でも、自分に響かない。川崎フロンターレ、、鹿島アントラーズ、、、ああ、J1か。
その時に何となくサッカーの事も分かっていた時だったから、そのイケメンたちが人気があるのが容易に想像出来た。きっとファンサービスも混むんだろうな。
スクロールすると出てきた前髪が長めのあっさりした顔立ちのイケメン。いいかもしれない。
東京ヴェルディ・井上潮音。
聞いたことのあるチーム名だった。そうだ、中島翔哉がいたチームだ。

急にヴェルディの事が気になって調べてみた。ヴェルディは歴史があるチームだけれど、ここしばらくはJ2で戦っている。ざっと選手を見てみたけれど、見た事のない選手ばかりだった。(ほんとごめんなさい)
本拠地は味の素スタジアム。シーズンは始まっていたから、チケットを取り現地に足を運んだ。
実際に見ると井上潮音くん、かっこいい。
スタジアムは広いけど、ほどほどの集客で見やすかった。(こら)
当時、Jリーグに対して何となく怖いイメージを持っていたのでホーム側の安心そうなSS指定席を取った。でも、そんな心配は不要でヴェルディはとってもアットホームな雰囲気。
私はいつの間にか、代表よりもヴェルディの試合に行く事が増えていた。

【推し変のタイミング】

長々書いたけど、いよいよタイトルの話です。
当時の私は、ジャニヲタ×代表×ヴェルディ という3足のわらじを履いていました。
ぶっちゃけ大変でした。何せ休みが休みじゃない。
Twitterアカウントも分けて情報を追う日々。

そんな中、試合翌日にヴェルディグラウンドで行われている公開練習に行った。その後のファンサービスも。
お目当てはもちろん、井上潮音選手。
ちょうどその時、インスタで検索して気になっていた、新井瑞希選手が富山から期限付き移籍していたのでいいタイミングだと思いヴェルディグラウンドに。
割と早く向かったけれど、ちらほらと人がいる。良かった。
涼しい顔をしているけれど、こっちは初心者。心臓飛び出そう。
その日、暑くて練習は見ずにずっと終わるまで待っていて。素の選手に会うのは初めてだから期待と不安が入り交じる。

最初に来たのはベテラン勢。対応も慣れてるし、みんな嬉しそう。そこで気づいた。

自ら声をかけるスタイル?

いやいやいや。無理だ、これ。
緊張しすぎてなにも出来ないぞ。
そう焦っていると、井上選手が来た。
待っていた子供たちが走って行く。
どんどん近づいてくる。
頑張れ、ここで行かないと後悔する。
子供たちのファンサービスが一通り終わったあと、あくまでも自然に近づいていった。(もうだいぶやばい人)

列が出来ていたから並んで、いよいよ私の番。
目の前にすると、かっこよすぎて言葉が出なかった。
スマホケースにサインを貰って
写真を撮って貰って
誕生日を過ぎていたけれど、誕プレを渡して
「遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます」
言えた…。
「ありがとうございます」
少しだけど、笑ってくれた。

相手に取っては普通の事かもしれないけれど
私にとっては、それがものすごく嬉しい事だったんだ。
それからは行く試合はヴェルディだけになった。

こうして、私は東京ヴェルディの井上潮音選手に推し変しました。


【最後に】

今はコロナ禍で難しくなったけど
会いに行ける、応援の言葉が直接伝えられるサッカー選手は追いかけていて、とても楽しい。
ピッチ上で走る推しを応援する事が出来て、嬉しさも悔しさも共有出来る。
応援の仕方だって様々。直接チームにお金を落とす方法もあるし、DAZN越し、会場に足を運ぶ…。
私はその瞬間の推しを撮りたいからカメラを持って出来る限り試合に行き、ファンクラブに入る。という形で落ち着いている。
写真撮って、何が楽しいの?と言われることもあるけれど、私はこのスタイルが楽しいからいいんだ。

自分の楽しみ方を見つけられるのがサッカーのいいところかもしれない。

まだまだ先はどうなるか分からないけれど
私の推しが楽しいサッカー人生を送れますように!
潮音くん、頑張れー!応援してるよー!!





最後まで見てくれた方に、私が撮影してきた潮音くんベストショットを送ります。(どこ需要?)

#東京ヴェルディ #ヴェルディ #tokyoverdy #verdy #サッカー #Jリーグ #井上潮音 #スポーツ観戦記

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