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日本語講座の第7回目の授業    (「みんなの日本語」第2課 ③)

授業も7回目を迎え、生徒の皆さんも、少しずつ日本語に慣れてきているころだと思います。
今回の授業で、指示代名詞についての授業は終わります。
指示代名詞は、会話や文章で何かを紹介したり、特定のものを指し示す場合には、非常に重要な役割を果たします。
生徒の皆さんがしっかりと口に出せるように、繰り返し練習することが大切ですね。

「こ・そ・あ・ど」

指示代名詞は、距離に応じて使い分け、自分に近い物を指す「れ」、相手の近くにある物や具体的な物を指すなら「れ」、遠い物を指すなら「れ」、わからない場合は「れ」となります。
「こ・そ・あ・ど」は、次の課で習う「ここ・そこ・あそこ・どこ」と言う指示詞でも同じ決まりなので、表や絵にして覚えてもらうのがいいでしょう。
私も、必ず板書書きをして、イメージで覚えてもらえるようにしています。

助詞「の」

助詞「の」は、日本語の助詞の中でも特に重要で、さまざまな使い方があります。
この課では、その中でも一番よく使われる「名詞と名詞をつなぐ役割」をする「の」を学習しました。
助詞「の」の使い方を理解すると、日本語をより自然に話せるようになり、書くことへのカギにもなります。
これも、できる限り時間を使って、小道具などもしっかりと使って、イメージや画像で、使い方が頭の中に残るように工夫すると効果的でしょう。

あいづち

この課の最後では、日本語の代表的なあいづち、特に理解や共感を表す言葉を学びます。
「あいづち」 は、コミュニケーションにおいて、日本語だけでなく、他の言語でも重要な役割を果たしています。
その中でも、理解と共感のあいづちは、相手の言っていることに共感したり理解したりしていることを示すことで、話し手との心理的な距離が縮まり、信頼関係を築くことにつながります。
また、日本の文化では、相手への配慮や共感を示すことはとても大切であり、あいづちは社会的なマナーとしても重要です。
しかし、私たちが英語のあいづちについてあまり知らないように、通常の授業やテキストなどでは、あまり詳しく教えていません。

あいづちの役割を理解し、実践できるようになることで、会話がスムースに進み、良好なコミュニケーションが取れ、信頼関係につながることをしっかりと伝えるといいですね。

では、スライドをご覧ください!

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