【創作漫画】僕の目を見ない恋人
約1年半前の冬頃、ヴィンテージショップでこのブレスレットに一目ぼれしました。でも、その頃は金属アレルギーが酷くて、買っても着けないからと買いませんでした。
そこから半年間、ブレスレットのことが頭から離れず、どうしても手に入れたいという気持ちでいっぱいでした。
なかなか行けないお店だったので、次に行った時まだあったら購入しようと一目惚れをしてから半年以上経ったあと、買いに向かいました。
他の商品はほとんど入れ替わっているなか、このブレスレットはまだ残っていて、運命だ!と思った、あの時の幸福感は忘れられません…笑
アジアっぽいデザインで、変わった留め具が付いていて、16個の乳白色の貝が入っています。
私はその貝の色に一目惚れしました。
その色を見て、むかし飼っていたセキセイインコが白内障になっていたことを思い出しました。小さな赤いルビーのような瞳が、白く濁っていくのが少し怖くて悲しくて、でも、なんとも言えないその色が、とても綺麗だなと思っていました。
あのときの色んな感情を昇華したくて、漫画にしました。
最後の写真は、恋人たちの孫が、ブレスレットを受け継いだということを表しています。少年は瞳を渡してでも、最後まで一緒にいそうだなと思ったので、つまりハッピーエンドです。
ちなみに、本物の眼球を宝石のように装飾しようと思っても、しわくちゃに縮んだり、真っ黒に変色したりする?ようです。
相変わらず読みにくく拙いものとなってしまいましたが、読んで下さった方、ありがとうございました。
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