2024年は負の1年間だった。
みなさん、こんにちは。
明日で2024年が終わります。仕事が締まらなくても2024年が締まります。
私はというと、25日の夕方あたりから完全に寝込み始め、昨日まで5日間完全隔離の状態で寝込んでおりました。解熱剤と少しばかりの漢方、そして戦うビジネスマンの味方活蔘(かつじん)を武器になんとか耐え忍びました。
病院には行きませんでした。小さいころからとにかく病院が大嫌いだったというのが一番の理由ですが、ただでさえ混んでいる年末の病院に迷惑をかけたくない気持ちもあり、ひたすら寝ました。もともと我慢強い性格で、痛みや辛い状況でも耐えれてしまうのも奏功しました。
noteを書くのが3ヶ月ぶりくらい空いてしまいましたが、病み上がりのリハビリも兼ねて簡単に2024年を振り返ってみたいと思います。
マーケティングの所有権は取り戻せたのか?
2024年の抱負noteでは「地方マーケティングの所有権を取り戻す。」と書いてありました。以下に一部を抜粋します。
タイトルにも名付けた「地方マーケティングの所有権を取り戻す」は先日、盟友の彰悟さんとX(Twitter)スペースで話した際に彰悟さんからいただいた言葉です。
地方の人口減少が深刻化する一方で、地方におけるマーケティングの重要度が今以上に増し、補助金が増え、自治体・行政絡みの予算を取り合うようになった結果、多くのプレイヤーが地方に目を向けました。
しかし、都内と地方では求められるスキルが異なり、つくられた風土風習が異なるため、地方に合わせた戦い方が求められます。言うなれば、「都内はオリンピック、地方は地下格闘技」みたいなものだと思います。
厳密に言えば、上記は東京の中でも大企業をイメージしていて、スタートアップで働いている人にとっては近い境遇なのかもしれません(ヒトモノカネなどのリソースがないため、工夫して成果を出す)。
ただ、スタートアップと違うのは、地方はわかりやすいJカーブを描いたり、急速に成長する醍醐味がないことです。だからスタートアップのように「いつか光が見える」「上場を目指す」などの明確な目標はありません。
あるのは人口減少・高齢化・後継不足・伝統工芸などの文化消滅・事業承継など地味だけど、とても解決が難しい問題が列をなしています。
解消できるかわからない、解消したとしてもまた次の問題が降りかかってくる、光が見えて報われるとは限らない、といった夜の闇の中で戦っています。
よく都内を中心にしたメディアでは「チャンスは地方にある」「地方はおもしろい」「これからはもっと地方の時代になる」といった言葉が並んでいるように思います。
でも地方の魅力なんて今に始まった話ではないし、豊富な資源も柔らかい人柄も、新鮮な食材も、ず〜っとそこに存在していたわけです。それをコロナによって進んだリモートワークによって都内の人たちが地方にアクセスしやすくなり、気づき始めただけなんだろうと。
さらに地方向けの補助金・助成金・ビジコンなどが出始め、有象無象のコンサルタント風情が地方に増え始めています。もういちいち気にするのも面倒なので考えないようにしています。
これらの勝手に地方にチャンスが来たと思い込んでいる「ラベリングクラスター」や、表向きはいいこと言って裏では食い物にしようとしている「黒幕クラスター」などに対峙した際は、地方への正しい向き合い方を伝えられたのではないかと思っています。
一方で、地方の所有権を取り戻せているか?でいうとまだまだ影響力が足りていないので、引き続き実業で精進していく所存です。
自己犠牲は負を生む
「余計なお世話ってのはヒーローの本質なんだろ」という名言はヒロアカで何度か出てきますが、まさにヒーローとはいろんなもの・ことに顔を突っ込んで手助けをする人のことを言うのだと思います。

私もこの1年間、Giveの精神で全国のいろんな場所に訪れて自分にできる最大限のことをやってきたつもりです。
その結果どうなったか?というと、良い結果につながったケースもあるし、思った以上に良い結果にならなかったケースもありました。徒労に終わって心身ともに疲れたなぁで終わってしまったこともありました。人によってはGiveの精神をGiveと思わずに終わってしまう方もいるからです。
そして、当たり前なのですが、Giveの精神(先義後理)は体力がいります。それは単純なフィジカルもそうですし、キャッシュの体力もいりますし、メンタル面での安定も必要です。
私の場合、2024年12月24日まではなんとか耐えてきましたが、年内残り1週間と言うところで体のアラートが出て寝込んでしまいました。幸い、大きな迷惑はかけずに済んだのですが、自己犠牲というのはそれくらい大変なことだし、人に強いることではないなぁと思います。でもなんとか1年間生きてこれたことは褒め称えたいと思います。
2025年は気負わない1年にする
2025年はもう少し軽やかに生きて生きていきたいなぁと思っていたりします。仕事は今まで通り真剣に打ち込むつもりなのですが、武士のような生活にもう少し遊びのエッセンスを入れ込んでいきたいと思っています。
昨今の男性のスキャンダルニュースを見るに、このまま60代になって仕事しか楽しみがなかった人たちがどんな顛末になっているか?を考えると、圧倒的に趣味がない人がネガティブな事件を引き起こしているんじゃないかという仮説が立ってきました。
そのため、2025年は私が軽い趣味である料理をもっとがんばりたいし、バイクももう1回乗りたいなぁと思っているし、キャンプツーリングも行きたい。ライブももう少し行きたい。ファッションにももう少しこだわりたいなぁと思っています(趣味の幅を広げていきたいと思っているため、ぜひ声かけてください!)。
以上が2024年を振り返った雑記でした。
明日はRIZINを見ながらまったり過ごしたいと思います。
お世話になった皆さん、1年間本当にありがとうございました。来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。