Makuake物流通信〜応援購入における物流の重要性②〜
「Makuake」実行者の皆様、こんにちは！マクアケnote編集部です。
「応援購入における物流の重要性」の後編をお届けします！
前回は「サポーターからの信用」の面から物流の重要性をお伝えしましたが、後編は「応援購入プロジェクトの収益」「他事業への影響」についてです。
応援購入プロジェクトの収益
プロジェクトの収益は、サポーターの応援購入総額から諸費用（生産・配送・手数料など）を差し引いて算出されますが、物流費用を正しく把握することで想定外の支出を防ぐことが可能です。想定より物流費用が発生してしまう可能性のある主なケースを2つご紹介します。
ケース1「見積もりの抜け漏れによる予算拡大」
商品を生産してからサポーターの元に商品が届くまでには、入荷・保管・出荷のプロセスがありますが、見積もりの抜け漏れが発覚して予算が拡大してしまうことがあります。
入荷する際の輸送費や出荷する際の梱包資材代、作業を外注する場合の作業委託代など全てを事前に考慮しておくことで、当初予定していた通りの収益を達成できます。
また、配送業者（キャリア）によっても料金が変わるため、適切なコスト選定を行うことが大切です。
ケース2「返送による再配送費用の発生」
住所の記入ミスや、A社に送る荷物とB社に送る荷物を逆に送ってしまうテレコ出荷で、送料が想定以上に発生するケースがあります。住所不明や受取人不在などの場合は返送料は基本的にかかりませんが、再配送料が発生します。また、商品受け取り後に間違いが発覚した際には返送料・再配送料ともに発生するため、想定外の支出となってしまいます。
上記は特にご注意いただきたい点ですが、人的なミスの発生リスクはどうしてもあるため、システムでの対策の検討も可能です。
他事業への影響
「Makuake」の応援購入プロジェクトで想定を大幅に上回るサポーターに応援購入いただいた場合、膨大な人員や物流の作業リソースが必要になります。
納期や期限に間に合わせようとすることで他事業がおざなりになってしまう事も考えられます。
そのような時には、物流外注サービスも選択肢として持っておく必要があります。
物流外注サービスをうまく活用することで他事業への影響を最小限にしていただければ幸いです。
（※補足 サンキューレターの同梱を依頼できる物流外注サービスもあります。活用することでサポーターとのより良いコミュニケーションにつながりそうですね。）
以上、第一回では、前後編に渡って「サポーターからの信用」「応援購入プロジェクトの収益」「他事業への影響」の3つの面から実際の事例などをお伝えしました。
応援購入における物流の重要性についてご理解いただけましたでしょうか。
Makuake物流通信では様々な物流知識と役立つ情報をお届けしますので、次回も楽しみにしてください！
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