【解説編】#17「窓を開けたら」

 なかなかに大変な時が続いていますね。こんな時だからこそ、おうちにいてお暇な時間で楽しんでいただける詩(うた)をあげたいなと思いましたが、さてどんな詩をあげたら良いものかとしばらく思い悩んでおりました…が!『窓を開けて換気をしよう!』という呼び掛けにぴったりな詩を中学1年生の頃に書いていたのを思いだしまして!!!(笑)

 というわけでこちらを。

 「思い出しまして!」と書きましたがこの詩の事をすっかり忘れていたという訳ではなく、自分の書いた詩の中ではかなり気に入っているもので(といっても『かなり気に入ってる(自作の)詩』が沢山あるわたしなのですがw)自分の心の中にある「ベストセレクションmy詩集」からたまに引き出しては読み返して(暗誦して)いた作品なのですが。

 この詩を書いた中学1年生の頃は、ほんとに何かを書こうと思わなくても自然と気持ちが心の中から言葉になって溢れて来てそれをノートに綴っていたような年頃で。この詩もそんな風に、自室の勉強机から窓の外の景色を見ていたら、自然とさらさらと書けた詩です。

 この詩を自分で気に入ってるのは、自分で言いますけど、なんかよくわからないけど面白いところです(笑)。ちょっと自分でも言ってること(書いてること)がわかるようなわからないような感じで(と言っても、もちろんわたしにはわかってるのですが。そこの細かい解説はこの詩については野暮だと思うので書かないでおきます。)さらさらと書けた割に、読んでる時のリズム感みたいな言葉遊びも意識して書いているところもあったりで。(天才ですね。←)

 あと1番気に入ってるところは、やはりラストの一文「そう問題は…」です。これでこの後もここから先は文字にはなっていませんが、わたしの心の中には(あなたの心の中にも?)永遠にとりとめもないどうでもいいような、人類における、宇宙における問題が繰り返されて行くのですから…。いや~これは、このどうでもいい問題を考え続ける限り、どれだけ時間があってもまったく退屈しないですね。そういう意味でも、おうちでたっぷり時間がある今にぴったりな一編ではないかと思いましたが、いかがでしたでしょうか。

~fin

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