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「ただの写真」 ではなく、「他者の見ている世界」がアートなんだ!

最近、友人に教えてもらうことがきっかけで、2つのギャラリーに行ってきました。都心に住んでいると小さな展示会でも気軽に足を運べるので有難いです。

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エスパス・ルイ・ヴィトン 「COMING OF AGE」

まず1つ目は、ルイ・ヴィトン表参道ビル7階の「ESPACE LOUIS VUITTON TOKYO」です。

ここでは現在「COMING OF AGE」(新たな時代の到来)という、21人のフォトグラファーによる作品が展示されています。

この21人の写真家たちは、ヴァージル・アブロー(「Off-White」を立ち上げたアメリカのデザイナー。2018年からルイ・ヴィトンのクリエイティブ・デザイナーとして就任している。)によって選出されています。

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このように、作品はスクラップブックのように展示されていて、写真家の名前や詳細については展示されていません。

写真だけを見て、自分の中で感じて、考えます。

じっくり見ていると、フォトグラファーによって異なる雰囲気や特徴が見えてきたりしました。

年代もバラバラなので時代や社会背景を感じるような作品もありました。

可愛いオリジナルステッカーを貰いました!

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ディーゼル アート ギャラリー 「NEOrient」

続いて2つ目は、DIESEL渋谷 地下1階の「DIESEL ART GALLERY」です。

現在は、ストリートフォトグラファーRKによる個展「NEOrient」が開催されています。

RKさんは、アジアを中心に撮影しており海外メディアでも取り上げられています。写真家としてだけでなく、グラフィックデザインやDJなどマルチに活動されているそうです。

展示会では、作品だけではなく、RKさんのドキュメンタリー映像も見ることができます。

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他にも沢山の作品が並んでいました。RKさんのオリジナルステッカーも貰えます!

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自分の知らない世界観

「1つのフレームの中に、細かい情報がたくさん詰まっている。同じものを見ているはずなのに、感じていることは人によってそれぞれ違う。」

今までは、写真に対してそれほどの魅力を感じたことがありませんでした。

インスタ映えという言葉が流行していた時も、「どうしてそんなに写真を魅せたがるんだろう。何が楽しいのだろうか。」と思っていました。

しかし、”ただの写真” ではなく、“他者の見ている世界” なんだということに気付いたら、なんだかワクワクしてきました。

「写真という限られたフレームの中には、その人の世界が写されている。」

普段、誰かに伝えたくても言葉にできないような感情や、感覚を持つことがたくさんあります。相手の心奥にある感性も、見た目ではわかりません。

このような作品に出会うことで、今までの自分にはなかった世界観に触れ、新たな感性を得られるような気がします。

本やアートに触れ、心が満たされる。

ごちゃごちゃと騒々しく、目まぐるしい世の中から距離を置いて、ゆっくりとアートに触れてみてはいかがでしょうか。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

他にも素敵なギャラリーをご存知の方は、ぜひ教えてくださいね。


MAKO

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