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既成概念がぶっ壊れて、首で頭を支えられなくなってきた

こんばんは、まこてぃです。

読書量が増えると更新が嫌になるので、今回はアウトプットのペースを早めてみました。ここ数日は『性愛』について気になり、主に哲学について勉強しました。

哲学書は深くて面白いけど、めちゃくちゃ頭を使いますね。

以下、どうでも良い報告。

最近、新しい知識や概念が一気に飛び込んできたせいか、ずっと座って読書していると頭が重たくて首で支えられなくなってきます。
ソファやベッドに頭を委ねながら読書していると、つい眠くなってしまうので、ひとまずネックピローを注文してみました。アマゾンプライムで翌日には届くみたいなので、楽しみです。

では、読んだ本とメモや独自の感想です。

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76、『エロティシズム』 ジョルジュ・バタイユ(著)

エロティシズムとは、人間が死に至るまで生を称えることだとも言える。エロティックという概念は人間にしかない。生殖活動とは無関係の心理的探求である。

禁止、侵犯を破るから悦楽が得られる。快楽と死は極めて近い。
「エロティックな瞬間は、最も激しい瞬間であり、すなわちエロティシズムは人間精神の頂点になる。」

哲学を語る人は普段人間が疑問に思わないようなことを、私たちが計り知れないほどの奥深くまで追求しているのかな。
ニーチェが精神錯乱になって死んでしまった理由もそこにあるのかもしれない。

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77、『超訳 ニーチェの言葉』 白取 春彦 (翻訳)

ニーチェの入門本としてオススメ。色んな自己啓発本などで言われている言葉の根本がわかる感じ。ニーチェは他の哲学書よりも短絡的で読みやすいらしい。キリスト教やニヒリズム(虚無主義)を批判している。

ニヒリズム:物事の意義や目的といったものは存在しない、自分自身の存在を含めて全てが無価値だ」とする考え方や態度のこと。

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78、『日本のフェミニズム』 北原みのり (著, 編集)

明治維新がひと段落した1886年から女性運動は本格的に動いた。130年以上も女性運動が続いているのに、まだまだ改善されていないことは多く、むしろ女性進出においては停滞している現状。
今、女性として自由で居られるのは過去の女性活動家たちの戦いのおかげであり、感謝したい。しかし、まだ日本は、国会に女性が少ないことで女性としての意見が主張されにくく、男性優位の日本社会には変わりない。
もっと女性として強く、主張する人が増えていかなければいけないと思った。

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79、『家族という病』 下重暁子(著)

家族団欒という言葉は憧れであり、幻想ではないかと。親や子に依存している関係では、個人として成長することはできない。結婚、パートナー、出産、死について、既成概念から外れた考えを持つ。

家族というものはただの血の繋がりなのか。心が通じ合いうことのできる人が見つかれば、わざわざ結婚という形を取らずとも、良き人生のパートナーとなれる。

女性は子どもは本当に欲しいと思っているのか。社会的に産まねばならぬの思っているのではないか。子どもが居なくて寂しくはないか、と言われることもあるらしいが、愛するものが初めから存在していなければ、寂しいという感情もないと。
社会は子どもを増やしたがっているが、産んだ後の社会政策は整っていないのが現状。保育所には預けられず、教育費の援助も十分にない。子育てにおいても、制度が明確になっていない。そんな中、子どもをただ増やしたいという国は我儘だと思った。

看護師の時に考えていた家族のあり方とは概念が異なり、家族についての考えが広がった。

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毎週図書館で20冊以上借りてきて、購入している本と合わせると毎日30冊くらい私の目の前にはあります。なんだか、これくらい積まれてないと安心できなくなってきました。

全く興味のなかった古典や歴史の本を読もうと思って、たくさん借りてきました。古典を読むのは、頭のいい方たちと出会った時に対等に会話ができるようにしておきたいから。歴史は直接学ぶのは生理的に無理なので、気になったテーマのルーツから歴史全体を学んでいこうと思ってます。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうごさいました!


MARIKO


新たな本の購入に使わせていただきます。あなたのイチオシ本も是非おしえてください!